現在、以下の職種を募集しています。
募集職種:編集職
会社名 | 株式会社集英社インターナショナル(Shueisha International Inc.) |
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所在地 | 〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町1-5-18 千代田ビル3F |
代表者 | 代表取締役 岩瀬 朗 |
設 立 | 1994年5月12日 |
事業内容 | 書籍の出版、雑誌・書籍の編集受託など |
従業員数 | 30名(男性15名 女性15名) 2024年10月現在 ※契約アルバイト含む |
集英社インターナショナル
〒101-0064 東京都千代田区神田猿楽町1-5-18 千代田ビル3F
交通手段
・東京メトロ 半蔵門線、都営地下鉄 三田線/新宿線 神保町駅 A5番出口 徒歩5分
・東京メトロ 御茶ノ水駅 徒歩9分
・JR中央線 中央・総武線 御茶ノ水駅 徒歩8分
代表 TEL 03-5211-2632
→ お問い合わせページ1994年 | 「PLAYBOY日本版」(2009年1月休刊・集英社発行)の編集受託を主たる業務として設立。集英社より月刊PLAYBOY編集部を移籍。 |
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1999年 | 『痛快!経済学』(中谷巖)刊行を機に、単行本の自社発行を本格的に開始。[痛快!シリーズ]創刊。 |
2000年 | 集英社のメガ・ヒットコミックを題材に“人生に勝つ”方法を伝授する[勝利学シリーズ]を創刊。同年刊行の『スラムダンク勝利学』(辻秀一)は20年以上にわたり版を重ね、2023年10月現在、39万部突破の大ロングセラー。 |
2003年 | 『来た、見た、撮った!北朝鮮』(山本皓一)が第35回講談社出版文化賞・写真賞を受賞。 |
2005年 | ジェフ市原を優勝に導いたイビツァ・オシムの半生を描いた『オシムの言葉』(木村元彦)を刊行。40万部突破の大ベストセラーに。 『パレオマニア』(池澤夏樹 2004年刊)が第8回桑原武夫学芸賞を受賞。 |
2008年 | 『資本主義はなぜ自壊したのか』(中谷巌)刊行、14万部突破。 |
2010年 | 集英社発行の言論誌「kotoba」創刊に際し、創刊号より編集受託を開始。kotoba編集部を新設。 |
2011年 | 『A3』(森達也 2010年刊)が第33回講談社ノンフィクション賞を受賞。 |
2012年 | 『考えるとはどういうことか』(外山滋比古)、『宇宙はなぜこんなにうまくできているのか』(村山斉)刊行を皮切りに、学際的な入門書シリーズ[知のトレッキング叢書]を創刊。 |
2014年 | 『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(矢部宏治)刊行、10万部突破。 |
2017年 | 「知の可能性」を探究する[インターナショナル新書]を創刊。 『日本語を作った男』(山口謠司 2016年刊)が第29回 和辻哲郎文化賞(一般部門)を受賞。 『地図マニア 空想の旅』(今井恵介 2016年刊)が第2回斎藤茂太賞を受賞。 『食べて、育てる しあわせ野菜レシピ』(大橋明子 2016年刊)がグルマン世界料理本大賞2017のVegetarian部門でグランプリを受賞。 |
2018年 | フランス人美術史家が選んだ美術館ガイド『フランス人がときめいた日本の美術館』(ソフィー・リチャード 2016年刊)がテレビシリーズ化。 |
2019年 | 『三河吉田藩・お国入り道中記』(久住祐一郎)が日本ど真ん中書店大賞を受賞。 『今夜はコの字で』(加藤ジャンプ・原作 土山しげる・画 2016年刊)がテレビドラマ化。 『女の機嫌の直し方』(黒川伊保子 2017年刊)がドラマ化&映画化。 |
2020年 | 『エンド・オブ・ライフ』(佐々涼子)がYahoo!ニュース|本屋大賞 2020年ノンフィクション本大賞を受賞。 |
2021年 | 『人間の土地へ』(小松由佳 2020年刊)が第8回山本美香記念国際ジャーナリスト賞を受賞。 『宿無し弘文』(柳田由紀子 2020年刊)が第69回 日本エッセイスト・クラブ賞を受賞。 『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』(川内有緒)を刊行。発売前から話題を呼び、続々重版。2022年 Yahoo!ニュース|本屋大賞 ノンフィクション本大賞を受賞。 |
2022年 | 破天荒で壮大な語学青春記『語学の天才まで1億光年』(高野秀行)が発売即重版を重ね、話題を集める。 |
前職では月刊誌を中心に編集の仕事をしてきました。その合間で、ノンフィクションの書籍を手がけることがあり、幸運にも何冊かは反響を呼んだり、ヒットしたりしたのですが、我流で本づくりをしている感が自分の中ではありました。そうした中で、書籍の編集にもっと集中したい、書籍編集のスキルをもっと磨きたい、もっと大きなヒット作を生み出したい……という気持ちが強くなっていました。
そんな思いをかなえられそうな環境を探していたときに、当時話題となっていた『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』を読んだんです。アート関連の企画は手がけたことがありましたが、同書は美術/芸術の新たな見方を提示するのにとどまらず、障害を持つ人に対する偏見の問題も浮かび上がらせ、さらには「見るとは何か?」「認識とは何か?」と哲学的な問いかけも読者に投げかけているように感じ、「この手があったか!」と大きな刺激を受けました。そして同時に、『世界の辺境とハードボイルド室町時代』『宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧』『新書版 性差(ジェンダー)の日本史』など、以前よりうちから出ていたノンフィクション作品に魅了されたことを思い起こしたんです。
まず、先輩編集者と一緒に担当している単行本の校了に向けた作業をしたり、販促について営業と話し合ったりしています。先日発売された季刊誌『kotoba』2023年秋号の「言語学」特集でいくつかの記事を担当したのですが、今は次号に向けて企画の立案、原稿依頼、取材調整などを行っています。
書籍では、企画が通っている単行本や新書が6本ほどあり、それらの準備作業(著者との打合せや取材など)を進めているところです。単行本と新書の編集会議はそれぞれ毎月あるので、新しい企画、新しい著者は常に探しています。
書籍の編集会議は、ノンフィクションであればどんな内容・アプローチの企画でも提案の余地はあり、なんでも言い合える場だと受け止めています。もちろん「面白いか」「売れるか」「本当に形にできるか」といった点は重視され、自分の企画に対して厳しい声が飛んでくることもありますが、百戦錬磨の編集長や先輩編集者たちの意見はやはり参考になりますし、ほかの編集者が提案する企画に刺激を受けることも多いです。こういった場は書籍編集の技量アップにつながるはずなので、まさに入社前から望んでいたものでした。
自分の企画についてなにか課題や問題があれば先輩方に気軽に質問でき、アドバイスをもらえるところもいいですね。
「志は大きく……」という意味もありますが、これまで万単位の部数の書籍は何度か手がけたことがあるので、10万部、100万部単位で読まれるベストセラー・ロングセラー本をいつかはつくりたいですね。前職で編集した本が、ある有名なノンフィクションの賞のノミネートで終わってしまったので、今後の担当作でそうした賞の受賞も狙いたいです。
通勤時間がやや長いので、電車内で話題の本を読んだり、SNSやネットニュースなどで情報収集をしたり、新しい企画を考えたりしています。
帰宅後はNetflixを観ることが多いですが、早く帰れる日は家族と夕食をとるようにしていますね。休日も家族と過ごすことがほとんどで、この夏は小学校1年生の息子にせがまれてプールや海によく行きました。自分にとっては、仕事だけでなく家族との時間も大切な生きがいのひとつです。
面白くて、売れる本をつくるために、ベストを尽くせる会社ではないでしょうか。
子どもを学校まで送ってから会社へ。通勤電車の中では気になっていた本を読んだり、日々のニュースをチェックしたりしています。
(定時は9:30-17:30。遅出分は差し引かれますが、所定労働時間内の調整は可能で、出社時間は柔軟に相談できます。)
出社。メールやTeamsのチェックなどのデスクワーク。
この日は13時から会議のため、その前に神保町でランチ。
自分の都合の良いタイミングで休憩を取れるので予定が組みやすいです。
会議に向けて社内の人と事前の打ち合わせをする時もあります。
単行本会議。ほかの編集スタッフの企画書や意見交換は勉強になります。
新刊のゲラ読み作業。自分のデスクだけでなく、社内フリースペースや会議室で作業することも。
都内で著者との打ち合わせ。時間によってはそのまま直帰の場合も。
打ち合わせ後、著者と会食。仕事に関すること以外でも情報を交換することで新しい発見もあります。
帰りの電車では、今日の会議で出た話題をチェックしたり、朝の読書の続きをしたりしています。
帰宅。
育児と仕事の両立ができる環境を探していました。前職では編集部門(週刊誌・単行本・文庫・新書などを数年ずつ)を10年ほど、販売部門・広告部門を1、2年ずつ経験しました。経験上、編集職の方が時間のコントロールがしやすく、育児とも両立しやすかったので、「編集職を続けられそうで、家庭と両立できそうな会社」を探すなかで、集英社インターナショナルを見つけました。
当社はノンフィクションに強い出版社ですが、私自身はあまりノンフィクション作品を作ったことはありません。「私のキャリアは役に立てるのか?」と心配もあったのですが、面接で様々なお話ができて、ご縁があり入社しました。チャレンジだけでもしてみるものだなぁ、と思います。
メインは単行本、新書の企画・編集です。当社は規模の大きな出版社ではないので、編集者が宣伝物・販促物のラフデザインを作成したり(いわゆる“宣伝部門”っぽい仕事)、拡材(書店用POPやパネルなど)の素案などを作成します(こちらは“販売部門”とも重なる仕事)。書籍の編集作業以外にも幅広い仕事があります。売れ筋書籍を月ごとにまとめ分析したものを編集会議で発表したり、新刊書籍の新聞広告などの進行役も担っています。
また、集英社発行の『kotoba』という季刊誌も当社で編集をしているので、そこで連載を1本担当しています。
本を作るうえで、憧れていた著者の方や、新聞や雑誌で見つけたおもしろそうな方に直接連絡を取ることができるなど、アクションを起こしやすい点が良かったです。
制度面などで良かった点は、勤務時間を自分の生活スタイルに合わせて調整できることでしょうか。上長への報告もTeamsのチャットでさっと送れるので、「子どもが発熱!朝イチで病院の手配!」というバタバタしたときでも、簡潔にやり取り出来てありがたいです。
家庭・育児がスムーズに回っていないと仕事に出られない身なので、「仕事の効率が上がる時間と各種技術の使い方」は、常に研究、挑戦していきたいです。
個人でできることは限られており、仕事面ではスケジュールに余裕を持たせ、関係各所への連絡をマメにするという、基本的な作業くらいです。育児面では「とにかく睡眠」で、子供たちをできるだけ早く寝かせる以外、細かいことまでは手が回らないことが多いです。
先日は子供がインフルエンザに罹り、私自身もその翌日に罹るということがあったり、家庭の事情で著者の記者会見に立ち会うことが難しくなり、一緒に編集作業をしていただいた別の方に急遽代理をお願いしたことなどもあります。
似たようなタイプがいない、個性的な人が集まっている職場だと思います。一人一人、得意ジャンルや好み、経歴も違うので、キャラクターのカブリがないです。皆さん、お話を聞いていて飽きないです。会議などでも、それぞれの視点からお話しされるので、大変興味深いです。
子どもを学校に送り出してから出社。通勤中に今日やる事を手帳で確認します。著者からのメール連絡にはここで対応することもありますが、既読にしたまま返信を忘れるリスクも上がるので、基本、返信は落ち着いた環境でやるようにしています。
(定時は9:30-17:30。遅出分は差し引かれますが、所定労働時間内の調整は可能で、出社時間は柔軟に相談できます。)
出社。優先順位の高い順に着手。この日は担当する新書の帯デザインの編集長チェックが最初。次に、同書籍の電車広告のデザインチェック。それが終わると、担当する単行本の新聞広告のデザインを社内確認に回す作業に手を付けます。メールチェックは合間を見て進めます。
新聞広告の社内確認を終え、デザイナーさんに連絡。各メールへのお返事もすませます。
午後から社外打ち合わせ&取材立ち合いなので、ランチに行きながら神保町の定番差し入れを購入し、そのまま打ち合わせへ。合間に読む原稿や資料もリュックに入れます。直帰や翌日が在宅勤務予定の場合、それらの資料も持って社を出ます。
都内、著者のメディア取材の事前打ち合わせ。取材していただけるメディアの方と先に現場に入り、段取りなどを確認。
メディア取材スタート。コロナ禍以降、著者の先生と直接会うのではなく「基本はオンラインで打ち合わせ」ということが多いです。対面でお会いできる機会が少ないので、取材前にきちんとご挨拶させていただきます。
取材立ち合い→取材終了。現場解散。ここから会社に戻るよりは、近くのカフェで仕事をしたほうが時間を作れるので、帰社せず。カフェに入り、今日中に読んでおきたい原稿などを確認。
カフェで仕事。
できれば、この時間帯くらいには電車に乗って帰路につきたい。
帰りの電車の中では、SNSやアマゾンのランキングなどをチェック。
帰宅。翌日、在宅勤務に出来そうであれば在宅申請をPCから入れておきます。