
人類1万年の歩みに学ぶ
平和道
¥1,100(本体)+税
発売日:2024年06月07日
世界の思想家、科学者、軍人らが追い求めた
「平和志向」の歴史を旅する一冊!
墨子、アリストパネス、ラモン・リュイ、グロティウス、カント、エルンスト・ユンガー、オットー・ハーン、ガンジー、アインシュタイン、聖徳太子、安藤昌益、内村鑑三、保田與重郎……。
ノンフィクション作家の著者がキュレーターとなり、古今東西、平和実現のための試みをつなぎ合わせ、現代人に求められる”平和道”を提示する。
商品情報
| 書名(カナ) | ジンルイイチマンネンノアユミニマナブ ヘイワドウ |
|---|---|
| 判型 | 新書判 |
| ページ数 | 384ページ |
| ジャンル | 歴史・地理 |
| ISBN | 978-4-7976-8142-0 |
| Cコード | 0220 |
著者略歴

ノンフィクション作家。1982年生まれ、大阪府出身。埼玉育ち。東京大学教養学部(理科一類)中退。人形劇団員、警備員等を経て、立教大学異文化コミュニケーション学科卒。2014年、スペインの音楽家アントニオ・ホセの故郷を訪ねてその生涯を辿った作品で開高健ノンフィクション賞(集英社)の最終候補となる。著書に、亡命者や難民の境遇を追った『逃亡の書 西へ東へ道つなぎ』(小学館)など
目次
序 章 本書の目指すところ
第一章 古代のあちこちで平和を叫ぶ
非攻と兼愛を説いた墨子~セックス・ストライキで平和実現を考えたアリストパネス~イエス・キリストと非暴力の教え
第二章 剣よりも言葉を
キリスト教の正戦論~イスラム教のジハード=努力~異教徒の説得を目指したラモン・リュイ
第三章 人権拡大、国際法、そして永遠平和
先住民の権利を認めたビトリア~国際法の父グロティウスの生命尊重~哲学者カントが夢見た永遠平和
第四章 戦争は”魅力的”なのか
文化的暴力」の罠~戦争を讃え続けたマリネッティ
第五章 死者たちを思えばこそ
ナショナリズムとはなにか~第二インターナショナルの試み~軍人作家ユンガーの平和論
第六章 メイド・イン・ジャパンの平和志向
神話から幕末まで~内村鑑三の現代性
第七章 科学技術の戦争協力
毒ガス戦を正当化した科学者フリッツ・ハーバー~原子爆弾を可能にしたオットー・ハーン~正戦論者(?)アインシュタイン~文明人はどう生きるか
終 章 二一世紀の平和道(付録 今日から使える実践平和道三ヵ条)
お知らせ
- 『平和道』メディア掲載情報 2024年08月01日
- お詫びと訂正『人類1万年の歩みに学ぶ 平和道』 2024年06月27日
- 6月7日 朝日新聞に半5段広告を掲出しました。 2024年06月07日



