電子書籍

ボーダー

移民と難民

佐々涼子

¥1800(本体)+税   
発売日:2022年11月25日

ウクライナ難民で始まった話ではない。
スリランカ、ミャンマー、アフガニスタン、そしてアフリカからも……。

命からがら、日本にたどり着いた人たちを、
私たちは、どう受け入れてきたのか?

かつて日本語教師として在留外国人と接してきた作家が、人間の心の奥に潜むボーダー(境界)に迫る。
ノンフィクションの旗手、佐々涼子の新たなるライフワーク。
ウィシュマさん死亡事件で一躍注目を浴びた日本の入管・難民問題を、独自の視点で追った本格ノンフィクション。

『エンド・オブ・ライフ』でYahoo!ニュース|本屋大賞2020年ノンフィクション本大賞受賞後第一作

 

 


商品情報

書名(カナ)ボーダー イミントナンミン
判型四六判ハードカバー
ページ数272ページ
ジャンルノンフィクション
ISBN978-4-7976-7402-6
Cコード0095

著者略歴

佐々涼子(ささ・りょうこ)

ノンフィクション作家。1968年生まれ。神奈川県出身。早稲田大学法学部卒。日本語教師を経てフリーライターに。2012年、『エンジェルフライト国際霊柩送還士』(集英社)で第10回開高健ノンフィクション賞を受賞。2014年に上梓した『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている再生・日本製紙石巻工場』(早川書房)は、紀伊國屋書店キノベス!第1位、ダ・ヴィンチBOOKOFTHEYEAR第1位、新風賞特別賞などに、2020年の『エンド・オブ・ライフ』(集英社インターナショナル)は、Yahoo!ニュース|本屋大賞2020年ノンフィクション本大賞に輝いた。

目次

Ⅰ 泣き虫弁護士、入管と闘う
 私たちを助けてくれるの?
 断末魔
 囚われの異邦人
 馬でもロバでも
 アフガニスタンから来た青年
 国会前の攻防

Ⅱ 彼らは日本を目指した
 サバイバル・ジャパニーズ
 看取りの韓国人
 フィリピンの卵
 ハノイの夜
 赤い花咲く頃

Ⅲ 難民たちのサンクチュアリ
 クリスマスイブの仮放免者
 難民たちのサンクチュアリ
 リヴィのカレー
 人の中へ

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