電子書籍

イタリア暮らし

内田洋子

¥1,800(本体)+税   
発売日:2023年02月24日

イタリアにわたり40年余り。
ミラノ、ヴェネツィア、リグリアの港町・・・・・・。
暮らしながら見てきた、日常の風景。

コロナ禍でも人への思いやりを大切にし、いつもの暮らしを守ろうとしてきた。
それは、中世から疫病と戦い、公衆衛生の礎を築いてきた、半島に生きる人々の品格なのかもしれない。
普通の生活には、たくさんの物語がある。
ひとつずつ丹念に観て、淡々と伝えるエッセイ集。

常に、新たな切り口でイタリアに対峙してきた内田洋子が 2016~2022年に新聞・雑誌・ウェブに寄稿した文章から厳選。
ふだん着姿のイタリアが、ここにある。


商品情報

書名(カナ)イタリアグラシ
判型四六判ハードカバー
装丁中川真吾
ページ数256ページ
ジャンルエッセイ
ISBN978-4-7976-7426-2
Cコード0095
刷数第2刷

著者略歴

内田洋子(うちだ・ようこ)

1959年、兵庫県神戸市生まれ。東京外国語大学イタリア語学科卒業。通信社ウーノアソシエイツ代表。欧州と日本間でマスメディア向けて情報を配信。2011年、『ジーノの家 イタリア10景』(文藝春秋)で日本エッセイスト・クラブ賞、講談社エッセイ賞をダブル受賞。
他の著書に、『カテリーナの旅支度 イタリア二十の追想』『どうしようもないのに、好き イタリア15の恋愛物語』『対岸のヴェネツィア』(集英社文庫)、『ミラノの太陽、シチリアの月』『ボローニャの吐息』『海をゆくイタリア』(‎小学館文庫)、『皿の中に、イタリア』(講談社文庫)、『モンテレッジォ 小さな村の旅する本屋の物語』(文春文庫)、『デカメロン2020』(方丈社)など多数。
訳書に『パパの電話を待ちながら』『緑の髪のパオリーノ』『キーウの月』(ジャンニ・ロダーリ著 講談社)など。2019年、ウンベルト・アニェッリ記念 最優秀ジャーナリスト賞を、2020年、イタリアの書店員が選ぶ文学賞、第68回露天商賞授賞式にて、外国人として初めて〈金の籠賞(GERLA D'ORO)〉を受賞。

目次

第1章
海の向こうで見つけたもの

第2章
独りにつき添うラジオ

第3章
思いもかけないヴェネツィアが

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