電子書籍

生きている松田優作

丸山 昇一

¥2,000(本体)+税   
発売日:2025年08月26日


『探偵物語』『野獣死すべし』などの脚本家・丸山昇一が、

不世出の俳優・松田優作との出会いから永遠の別れまで10年余の日々をつづる!

「一緒に死んでもいいほど惚れていた、殺意を抱くほど憎かった」
1979年、『探偵物語』の製作前打ち合わせで脚本家志望の若者・丸山昇一の前に現れたのは、「むき出しの野心」と「さわると危険」な空気をまとった、サングラスにデニムのスタジャンのスター、松田優作。この「好きな俳優ではなかった」が「存在感がすごすぎる」役者との出会いが、丸山の運命を変えていく――。

1989年、突然の別れを迎えるまでの濃密すぎる関わりを、愛憎入りまじった感情を、初めて自身の筆で書き記した一冊。

■回想録本編に加え、松田優作が生前語っていた構想を基に、75歳の優作主演を想定して書かれた探偵ドラマの書きおろしシナリオ『21世紀探偵秘帖 顔(フェイス)と影(シャドー)』を収録!


商品情報

書名(カナ)イキテイルマツダユウサク
判型四六判ソフト
ページ数244ページ
ジャンルノンフィクション
ISBN978-4-7976-7455-2
Cコード0095
刷数第2刷

著者略歴

丸山 昇一(まるやま・しょういち)

1948年、宮崎県生まれ。日本大学芸術学部卒業。松田優作主演のTVドラマ『探偵物語』(1979年)で脚本家デビュー。同じく松田優作主演の映画『処刑遊戯』(1979年)、『野獣死すべし』(1980年)、『ヨコハマBJブルース』(1981年)、『ア・ホーマンス』(1986年)の脚本を執筆。他の主な映画作品に『翔んだカップル』(1980年)、『汚れた英雄』(1982年)、『友よ、静かに瞑れ』(1985年)、『いつかギラギラする日』(1992年)、『マークスの山』(1995年)、『一度も撃ってません』(2020年)、TVドラマに『あぶない刑事』(1986年)、『勝手にしやがれ ヘイ!ブラザー』(1989年)、『蘇える金狼』(1999年)、『らんぼう』(2006年)など。

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