元素で読み解く生命史

山岸明彦

￥830（本体）＋税　　
発売日：2023年04月07日

なぜ人類だけが、ここまで進化できたのか？

あらゆる物質は元素で出来ており、生物も例外ではない。
たとえば、人間の身体は、炭素、酸素、水素、窒素という四つの元素で体重の96％以上を占める。ところが、これらの元素を単に混ぜたところで人間（生命）をつくることはできない。

生命はどうやって生まれたのか。元素はどのようにつくられたのか。
あらゆる生物の中で、なぜ人類だけが文明をもつに至ったのか……元素に着目し、生命の起源と人類文明誕生の謎に迫る。

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商品情報

書名（カナ）	ゲンソデヨミトクセイメイシ
判型	新書判
ページ数	192ページ
ジャンル	科学・技術
ISBN	978-4-7976-8122-2
Cコード	0245

著者略歴

山岸明彦（やまぎし・あきひこ）

分子生物学者、東京薬科大学名誉教授。一九五三年、福井県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程を修了、理学博士。主な研究分野は極限環境生物、アストロバイオロジー、生命の起源と進化。国際宇宙ステーション・日本実験棟で、宇宙生物学に関する実験研究プロジェクト「たんぽぽ計画」の代表を務めた。
主な著書に『生命はいつ、どこで、どのように生まれたのか』、共著書に『対論！生命誕生の謎』（共に集英社インターナショナル）など。