
ラジオ深夜便 うたう生物学
¥1,700(本体)+税
発売日:2022年03月04日
世界が違って見えてくる
ラジオの人気コーナー、待望の書籍化!
NHK「ラジオ深夜便」の人気コーナー「うたう生物学」が一冊の本に。生物の不思議や成り立ちをわかりやすく解説。日常の生活や物事を生物学の視点で覗くと新たな発見がある。『ゾウの時間 ネズミの時間』の著者が書いた生物学入門エッセイ。
毎回、放送の最後にうたう、オリジナルの歌付き♪
商品情報
書名(カナ) | ラジオシンヤビン ウタウセイブツガク |
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判型 | 四六判ソフトカバー |
装丁 | 守先正 |
ページ数 | 248ページ |
ISBN | 978-4-7976-7409-5 |
Cコード | 0095 |
著者略歴

生物学者、シンガーソングライター。1948年、仙台市生まれ。71年、東京大学理学部生物学科卒業。東京大学助手、琉球大学助教授(86年から88年までデューク大学客員教授)、東京工業大学大学院生命理工学研究科教授を歴任、東京工業大学名誉教授。理学博士。専攻、動物生理学。
著書に『ゾウの時間 ネズミの時間』『生物多様性』(ともに中公新書)、『人間にとって寿命とはなにか』(角川新書)ほか多数。
目次
出前授業「生き物は円柱形」/ナマコはすごい!/僕らの体はすごいのだ!/昆虫はすごい!/ヒトデはなぜ星形か/貝殻はなぜ渦巻きなのか/生物とは何だろうか/ゾウの時間 ネズミの時間/通勤電車は虫かごなみ/大きなシステムの中の構成員は働かない/体は水でできている/人はコケながら歩く/車輪動物はなぜいないのか/味について/長寿について考える/生物学から現代文明を考える/桜の花びらは五枚/東京はどれほど密か ほか
お知らせ
- 『ラジオ深夜便 うたう生物学』メディア掲載情報 2022年05月16日
- 3月4日 朝日新聞に連合広告を掲出しました。 2022年03月04日
担当編集者より
本川達雄先生の肩書きは「生物学者、シンガーソングライター」。いつ頃から歌を作られているのかを尋ねたところ、沖縄に行って2年目の31歳のとき、瀬底臨海実験所の歌を作ろうとしたら簡単に作れてしまい、それで、ふだんの授業の役にも立てようと、生物の歌を作り始めたそうです(沖縄の夏の午後の授業はみんな寝てしまうので、目覚ましだとか)。
本書には、「ラジオ深夜便」でコーナーの最後にまとめとしてうたわれるオリジナルの歌(歌詞と楽譜)を付けました。先生のアカペラは、ユーモラスでほれぼれするほど美しいです。みなさまにもぜひ聴いていただきたい(プロモーションの一環として一部YouTubeで紹介する予定です)。あっ、本書の面白さは言うまでもありません!