
ツーカとゼーキン
知りたくなかった日本の未来
¥940(本体)+税
発売日:2020年04月07日
歴史とデータに基づく「現実」
膨大な債務を背負った状態で、急激な生産年齢人口の減少と高齢者人口の増大を迎える日本社会。このままでは通貨の信用を保つことができず、国債の大暴落や極端なインフレといった厳しい未来が予想される。
やがて確実に訪れる冬の時代を乗り越えるために必要な税制とは何か。通貨と税金の仕組みや歴史、その役割を対話形式でわかりやすく解説し、これからの「税のあり方」を示す。
商品情報
| 書名(カナ) | ツーカトゼーキン シリタクナカッタニホンノミライ |
|---|---|
| 判型 | 新書判 |
| ページ数 | 304ページ |
| ジャンル | 政治・経済 |
| ISBN | 978-4-7976-8050-8 |
| Cコード | C0233 |
著者略歴

弁護士。1984年、和歌山県生まれ、栃木県育ち。東京都立大学法学部、法政大学法科大学院を卒業。主に労働事件、消費者被害事件を担当。ブラック企業被害対策弁護団所属。著書に『アベノミクスによろしく』『データが語る日本財政の未来』『国家の統計破壊』(すべてインターナショナル新書)、『人間使い捨て国家』(角川新書)がある。
お知らせ
- 『ツーカとゼーキン』が夕刊フジで紹介されました。 2020年07月07日
- 4月7日 朝日新聞に半5段広告を掲出いたします。 2020年04月06日
担当編集者より
明石順平さんによるインターナショナル新書・第4弾は、「通貨と税金」について書かれたものです。前著『データが語る日本財政の未来』でも「税金」については触れていますが、今回はさらに深くつっこんだ内容で、「日本が経済成長できない理由」について税制の問題を中心に論じています。
明石さんは常々、「税金とは、国に一方的に取られるものと解釈するのではなく、みんなで出し合い、支え合うもの、という認識に変えていく必要があります。それができなければ、憎み合い、嫉妬しあい、弱者を見捨てる冷たい『自己責任国家』になるだけでしょう」と語っています。
日本は今、膨大な借金に足を取られて未来への投資を怠ったまま、急激な生産年齢人口減少、高齢者人口増大を迎えています。このまま「日本経済は今後も成長できる」という前提で政策を組み立ててしまうと、縮むことに伴う激痛がさらに増していくでしょう。だから、明石さんは「思いっきり嫌われても構わない」という覚悟で、この本を執筆されました。
とても厳しい内容が書かれていますが、誰にとっても重要なことですので、ぜひお手にとってみてください。





