電子書籍

ウクライナ戦争後の世界秩序

下斗米伸夫

¥1,800(本体)+税   
発売日:2025年06月26日

ロシア研究の第一人者が、世界秩序のゆくえを論じる。

2022年2月24日に始まり、今もなお続くウクライナ戦争は、ロシア、ウクライナ、アメリカ、EUなど、どの立場から眺めるかによって、その見え方が違ってくる。
なぜロシアはウクライナに侵攻したのか? なぜ国際社会は戦争を防ぐことができなかったのか?

政治学者である著者が、ソ連崩壊後のロシアとウクライナの関係、冷戦後のNATO東方拡大の経緯、ウクライナの地政学的な特殊事情などを踏まえながら、新たな「文明の衝突」の核心に迫る。
専門用語や人物についての注釈を掲載。第二次ドナルド・トランプ政権発足後の国際情勢を理解する入門書としても読むことができる一冊。

 


商品情報

書名(カナ)ウクライナセンソウゴノセカイチツジョ
判型四六判ソフトカバー
ページ数240ページ
ジャンル社会
ISBN978-4-7976-7465-1
Cコード0031

著者略歴

下斗米伸夫(しもとまい・のぶお)

政治学者。法政大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授。専攻はロシア・CIS政治史。1948年生まれ。71年に東京大学法学部卒業、78年に東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。1988年から2019年まで法政大学法学部教授。19年より同大学名誉教授。『プーチンはアジアをめざす』(NHK出版新書)、『新危機の20年』(朝日選書)、『ソ連を崩壊させた男、エリツィン』(作品社)、『プーチン戦争の論理』(インターナショナル新書)など著書多数。

目次

序  章 終わりが見えてきたウクライナ戦争
第1章 ウクライナ戦争はなぜ起きたのか?
第2章 ウクライナから見た戦争
第3章 ロシアの論理
第4章 冷戦終結再考
第5章 分裂する文明・ウクライナ戦争の展望
第6章 グローバルサウスの台頭とパクス・アメリカーナの終焉
第7章 トランプ停戦から新世界へ

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