未来を語る人
¥900(本体)+税
発売日:2023年08月07日
世界の知性が語る、資本主義のゆくえ
これから世界はどうなる?
地球温暖化、パンデミック、国際紛争、そして格差拡大……。
現代を次々と覆う難題を、従来の資本主義は解決できるのか。
人類の未来を救うのは、資本主義の大変革か、新たなコミュニズムか。
世界の知性の頂点に立つジャレド・ダイアモンドをはじめ、ブランコ・ミラノヴィッチ、トーマス・セドラチェク、ジェイソン・W・ムーアなど、いま、最も注目される学者8人に、資本主義のゆくえ、世界の在り方、日本のこれからについて訊いた。
商品情報
書名(カナ) | ミライヲカタルヒト |
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判型 | 新書判 |
ページ数 | 224ページ |
ジャンル | 政治・経済 |
ISBN | 978-4-7976-8127-7 |
Cコード | 0230 |
著者略歴
ジャーナリスト。1955年、兵庫県生まれ。東京外国語大学英米学科卒業。1979年〜1997年渡米。コーネル大学で化学、ニューヨーク医科大学で基礎医学を学んだ後、現地でジャーナリストとして活動開始。国際情勢から医療、経済まで幅広い分野の取材・執筆を行う。『英語の品格』(ロッシェル・カップとの共著 集英社インターナショナル)、『私の半分はどこから来たのか』(朝日新聞出版)、『知の最先端』(PHP新書)、『コロナ後の世界』(文春新書)など著書・編著多数。
目次
はじめに
第1章 ジャレド・ダイアモンド(UCLA地理学教授)
「いま人類が直面する、最大の危機」
第2章 ブランコ・ミラノヴィッチ(ルクセンブルク所得研究センター上級研究員)
「二つの資本主義が世界を覆う」
第3章 ケイト・レイワース(オックスフォード大学環境変動研究所研究員)
「世界中の人をドーナツの中に入れる」
第4章 トーマス・セドラチェク(チェコの経済学者)
「倫理と経済、どちらが先か?」
第5章 レベッカ・ヘンダーソン(ハーバード大学プロフェッサー)
「資本主義を再構築する」
第6章 ミノーシュ・シャフィク(コロンビア大学学長)
「社会契約をつくり直す」
第7章 アンドリュー・マカフィー(MITスローン経営大学院首席リサーチ・サイエンティスト)
「資本主義は『脱物質化』する」
第8章 ジェイソン・W・ムーア(環境史学者・ビンガムトン大学社会学部教授)
「生命の網のなかの資本主義」
あとがき
お知らせ
- 『未来を語る人』メディア掲載情報 2023年11月02日
- 8月7日 朝日新聞に半5段広告を掲出しました。 2023年08月07日