嘘と孤独とテクノロジー | 集英社インターナショナル 公式サイト
電子書籍

嘘と孤独とテクノロジー

知の巨人に聞く

吉成真由美

¥940(本体)+税   
発売日:2020年04月07日

不確実の時代を生きる知恵

 貧困、格差、暴力、ファシズムの影、ポピュリズムの台頭、フェイクニュースなどの嘘……。今、人類が直面する問題の本質について、世界的にも大きな影響を与える5人の知の巨人たちにインタビュー。
 歴史学、哲学、生物学、心理学などの分野からアプローチした彼らの洞察に富む言葉は、私たちに未来への展望と現代を生きるヒントを与えてくれる。


商品情報

書名(カナ)ウソトコドクトテクノロジー チノキョジンニキク
判型新書判
ページ数304ページ
ジャンル政治・経済
ISBN978-4-7976-8051-5
CコードC0230

著者略歴

吉成真由美(よしなり・まゆみ)

サイエンスライター。マサチューセッツ工科大学卒業、ハーバード大学大学院修士課程修了。元NHKディレクター。著書に『知の逆転』『知の英断』『人類の未来 AI、経済、民主主義』(インタビュー・編、すべてNHK出版新書)、『進化とは何か:リチャード・ドーキンス博士の特別講義』(編集・翻訳、早川書房)等。

目次

第1章 エドワード・O・ウィルソン(生物学者/昆虫学者)
    人類は石器時代の感情と、神のようなテクノロジーを持っている
第2章 ティモシー・スナイダー(歴史家)
    テクノロジーとロシアとファシズムの関係
第3章 ダニエル・デネット(哲学者/認知科学者)
    世界は「理解していないけれど能力がある」現象でまわっている
第4章 スティーブン・ピンカー(認知心理学者)
    なぜ人類の暴力は減ってきたのか
第5章 ノーム・チョムスキー(言語学者/哲学者)
    新自由主義はファシズムを招く

担当編集者より

 インタビューした5人は、生物学、歴史、哲学、認知心理学、言語などの世界的に有名な学者です。今、人類が直面する問題の本質について、それぞれの分野からアプローチしてもらいました。
 話の内容は、数十冊分の書物にも匹敵するほど充実したものですが、端々に私たちが生きる上でのヒントになるような言葉があります。例えば、「人類にとっての『巣』とはたき火だ」(エドワード・O・ウィルソン)、「相手の目を見て世間話をしよう」(ティモシー・スナイダー)、「『秘密』は大事だ」(ダニエル・C・デネット)、「テクノロジーは単なる道具にすぎない」(ノーム・チョムスキー)など。
 ハンナ・アーレントは、ナチの戦犯アドルフ・アイヒマンの歴史的裁判を傍聴し、「最大の暴力は『考える』ことをせずに素直に指示に従ってしまう善良な一般人によって行われる」と指摘しました。これらのインタビューから、ぜひ考える糸口を見つけていただければと願います。

表紙画像・リリースのダウンロード

表紙画像の使用については 〈こちら〉 をご確認ください。