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「左ききのエレン」が教えてくれる「あなたらしさ」
¥1,400(本体)+税
発売日:2022年09月05日
『左ききのエレン』の登場人物から学ぶ、葛藤への向き合い方。
つい意識的に周囲と比較してしまう「自己肯定感」より、大事にすべきは「自己存在感」。
『スラムダンク勝利学』でおなじみの著者が、『左ききのエレン』(かっぴー・原作、nifuni・漫画)で描かれた様々な葛藤を取り上げ、「働くとは?」「幸せとは?」といった人生の大テーマにからめて論じる。
様々な個性が描き分けられた群像劇だからこそ、そこには多くのヒントがある。
現在、生きづらさを感じて悩んでいる人に、「あなたらしく」生きるための働き方と生き方のロールモデルを提示する!
カバーイラストはnifuni氏の描き下ろし!
★辻 愛沙子氏(クリエィティブ・ディレクター)推薦★ 「比較や評価が溢れる社会で“自分らしさ”を見失い不安になった時、 この本がきっとあなたの羅針盤になってくれる。」
商品情報
書名(カナ) | ヒダリキキノエレンガオシエテクレルアナタラシサ |
---|---|
判型 | 四六判 |
ページ数 | 224ページ |
ジャンル | 趣味・実用 |
ISBN | 978-4-7976-7415-6 |
Cコード | 0095 |
著者略歴
![](https://www.shueisha-int.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/0473_辻秀一.jpg)
![](https://www.shueisha-int.co.jp/wp-content/uploads/2022/07/0473_辻秀一.jpg)
スポーツドクター。1961年、東京生まれ。北海道大学医学部卒業後、慶應義塾大学で内科研修を積む。慶大スポーツ医学研究センターを経て、人と社会のQOLサポートのため(株)エミネクロスを設立。スポーツ版パッチ・アダムスを目指す。個人や組織のパフォーマンスを最適・最大化する自然体の状態「Flow」、すなわち“ご機嫌な心”のためのメンタルトレーニングを展開。社団法人Di-Sportsの代表理事を務め、日本代表アスリートと”ごきげん授業”を実施。
著書に『スラムダンク勝利学』(集英社インターナショナル)をはじめ、『自分を「ごきげん」にする方法』(サンマーク出版)、『自己肯定感ハラスメント』(フォレスト出版)など多数。
目次
<目次より抜粋>
「働く」を通して生きるを考える
・人物を通して生きるを考える
・才能か努力か?
・若さか熟年か?
・本気はダサいのか?
・仕事とは?
・自分の幸せのために生きているか?
・夢は必要なのか? ……etc.
お知らせ
- 『「左ききのエレン」が教えてくれる「あなたらしさ」』メディア掲載情報 2022年10月14日
- 9月6日 朝日新聞に書籍連合広告を掲出いたしました。 2022年09月06日
担当編集者より
『左ききのエレン』という漫画に心を動かされるのはなぜなんだろう、とずっと考えていました。どういうわけか、読んだあとは無性に仕事がしたくなる……。
今回『「左ききのエレン」が教えてくれる「あなたらしさ」』を編集しながら、その理由がわかったように思います。
作品において、主人公の光一やエレンたちが抱える人生の悩みや葛藤はとてもリアルであると同時に、人生におけるそうした壁への向き合い方が、まさに自分が求めている生き方そのものだったのです。
どうしても周囲に評価されてしまう現代で、それに振り回されずに生きていきたい。
知らず知らずのうちに、そのような思いを『左ききのエレン』という作品は抱かせてくれていたのです。
そして今回の原稿を読ませていただいてさらにわかったのは、「『何者』かになりたい」とはやる気持ちに囚われず、まず「今ここにいる自分」の「自分らしさ」に気が付き、自然体でいるということの大切さです。
いつから私は「何者」かにならなくてはいけないと思い込むようになってしまったのでしょうか。
もしかしたらそれは小学校の卒業文集のときかもしれません。「何者かになりたい」という他人の夢と、自分の夢を無意識に比較して、夢を叶えなくてはならないという呪いに囚われていたのかもしれません。
夢を持つことは良いことですが、それはあくまで自分の夢であって、その意味も過程もすべて自分だけのもの。誰かの夢と比較する必要はないのだと辻先生に教わったように思います。
本書では、『左ききのエレン』の名場面、名セリフを題材に、仕事、夢、幸福といった人生の大テーマについて論じられています。
生き辛さ、息苦しさを感じているすべての人に読んでいただきたい1冊です。