お知らせ

お知らせ 2023年03月06日

本日発売「kotoba(コトバ)」2023年春号の特集は、「カズオ・イシグロ」です。

今回の「kotoba(コトバ)」では、「カズオ・イシグロ」を取り上げます。

日本人の両親のもとで長崎に生まれ、イギリスで育ち、2017年にノーベル文学賞を受賞した小説家カズオ・イシグロは、常に新しいテーマに挑戦する作家です。
イシグロ自身は、国籍や民族というものを超越したレベルで創作活動をしているはずですが、日本に住む我々の多くは、親近感のある名前をもつ彼のことを誇らしく感じます。
彼の初期の作品は、小津安二郎の映画を彷彿させると評価されることもあります。

来たる3月31日には、彼が脚本を書いた『生きる LIVING』が日本全国で公開されます。
黒澤明の傑作『生きる』を同時代のロンドンに置き換えたのはイシグロです。
日本映画のリメイクに初めて挑む作品として小津安二郎作品ではなく、なぜ、黒澤作品を選んだのか?興味は尽きません。

今回もまた作家、研究者、俳優、ミュージシャンなど、第一線で活躍を続ける方々に登場していただきました。イシグロ作品への愛と、彼の人間性への敬意にあふれた論考を楽しんでいただけると確信しています。

集英社クオータリー「kotoba(コトバ)」2023年春号は、本日3月6日(月)発売です。
ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。

kotoba編集長 佐藤信夫