明日発売「kotoba(コトバ)」2020年夏号は「スティーヴン・キング」特集です。 | 集英社インターナショナル 公式サイト

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インフォメーション 2020年06月04日

明日発売「kotoba(コトバ)」2020年夏号は「スティーヴン・キング」特集です。

「kotoba(コトバ)」2020年夏号は、「スティーヴン・キング」の特集です。

『キャリー』『ミザリー』『シャイニング』『スタンド・バイ・ミー』『ショーシャンクの空に』……。アメリカを代表する小説家スティーヴン・キングは、1970年代中盤にデビューして以来、数々のメガヒット小説を現在まで量産しています。そして、そのほとんどが毎年のように映像化され、世界中でファンを増やし続けています。

今回の特集は、「キングがもたらした影響」と「キングの小説・映画の新しい解釈」というテーマに真正面から迫ってみました。語り手、書き手として登場する、養老孟司、浦沢直樹、町山智浩、綿矢りさ、森見登美彦をはじめとした各先生たちによるキングへの思いが誌面に熱く展開されます。

キングをずっと読み続けてきた方、キングの映画の大ファンという方にも、必ず満足していただける内容の特集が仕上がったと思います。キングをあまり知らない、という方には、キングの全作品解説、キング映画の全作品解説というページもあります(私も重宝してます!)

奇しくも今回の編集作業は、新型コロナウイルスの脅威の真っ只中に行われました。キングの初期の作品には、致死率99%以上という謎のウィルスの感染爆発が起こった世界を描いた『ザ・スタンド』という作品があります。「今回のパンデミックを予言していたのでは」ということでこの作品は話題を呼び、キング本人もアメリカがロックダウンされる中、感染症の脅威についてメディアで発言を続けていました。

人知を超えた災難が降りかかる状況で、パニックに陥った人間についての作品を多く書いてきたキング。平時には、極上のエンターテインメントだった彼のホラー作品が、リアリティをもちながら迫ってくる……そんなことを考えながら、編集作業を続けました。少し不思議な数週間でした。

集英社クオータリー「kotoba(コトバ)」2020年夏号は、6月5日(金)発売です。
ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。

kotoba編集長 佐藤信夫