3月6日発売「kotoba(コトバ)」2020年春号は「悪の研究」特集です。 | 集英社インターナショナル 公式サイト

お知らせ

インフォメーション 2020年03月03日

3月6日発売「kotoba(コトバ)」2020年春号は「悪の研究」特集です。

「kotoba(コトバ)」2020年春号は、DIOが表紙を飾る「悪の研究」特集です。

みなさんの考える悪の代名詞といえば、どんなものでしょうか?

悪を辞書で引くと、「よこしまなこと」「人倫に反する行為」「不快なこと」など、当然のようにネガティブな意味が多く現れます。このように普通は、みなが恐れ、憎むのが悪ですが、そうはいいながら、悪には抗いがたい魅力があるのも事実です。

小説やコミック、映画、そして現実世界でさえ、ときに悪役や悪党が、正しい者をさしおいて人気をさらってしまう、という現象を目の当たりにすることは珍しくありません。
今回の特集では、この悪の魅力の奥に潜む秘密に、「悪の研究」と題して真っ向からせまってみました。

この「研究」のために、『ジョジョの奇妙な冒険』で欠かせない悪役DIO、バットマン・シリーズの悪党ジョーカー、シェイクスピアが生み出したリチャード三世やイアーゴーなどに登場してもらいました。そして、それら稀代の悪党を論じるのは、荒木飛呂彦、フレデリック・フォーサイス、島田雅彦、野崎歓、真山仁、中条省平、阿部和重、河合祥一郎、山口二郎などの各氏です。

面白いのは、悪の魅力を考えていく過程で、人間や社会に対して抱いていた先入観の多くが覆されていく、ということです。取り立てて悪を賛美する必要はないのかもしれませんが、悪を考えるということは、その対極にあるはずの善や正義の意味をもう一度考えることにつながるのかもしれません。

集英社クオータリー「kotoba(コトバ)」2020年春号は、3月6日(金)発売です。
ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。

kotoba編集長 佐藤信夫