
言葉の周圏分布考
¥1,300(本体)+税
発売日:2022年04月07日
圧巻のカラー方言分布図、50枚以上掲載!
テレビ番組『探偵! ナイトスクープ』で「全国アホ・バカ分布図」を完成させた著者が敢行した、方言の全国市町村アンケート。膨大な回答を基に作成した圧巻の五十数枚のカラー方言分布図で、ふるさとの懐かしい言葉に楽しく再会!
分布図は文献に残っていない、話し言葉の歴史解明にも力を発揮します。そして、『源氏物語』に登場する「戻る」の謎を解くため、古代まで遡り、波照間島にまで足を延ばす壮大な知の旅に誘います。
また分布図には、京都を中心に見事な多重の円が現れました。日本語の「周圏分布」についても、深く論じます。
『全国アホ・バカ分布考』、『全国マン・チン分布考』に次ぐ第三弾!
商品情報
| 書名(カナ) | コトバノシュウケンブンプコウ |
|---|---|
| 判型 | 新書判 |
| ページ数 | 304ページ |
| ジャンル | 歴史・地理 |
| ISBN | 978-4-7976-8099-7 |
| Cコード | 0281 |
著者略歴

TVプロデューサー。1949年、滋賀県生まれ。京都大学法学部卒業。在学時、律令などを読む日本法制史と、法哲学を学ぶ。1972年、朝日放送入社。『ラブアタック!』など数々のヒット番組を企画・演出・制作。『探偵!ナイトスクープ』を発案、立ち上げ、現在も「企画」として携わっている。大阪芸術大学教授、甲南・関西・京都精華大学講師を歴任。
著書に『全国アホ・バカ分布考』(新潮文庫)、『全国マン・チン分布考』(インターナショナル新書)などがある。
目次
【目次より抜粋】
はじめに 言葉は旅する
序章 「好き」を表す日本語は「好き」だけか?
古語は辺境に残る/方言周圏論の登場
第一章 御所から広まる高貴なことば
菜切り包丁を「ナガタン」/江戸はどのように「言語島」であったか
第二章 紫式部さん、あなたは『源氏物語』の中で、「戻る」を使いましたか?
『源氏物語』の「戻る」の謎/「「帰る」「戻る」の超千年史
第三章 琉球のことばが浮かび上がらせる日本語の原像
琉球は本土の言葉を勝手に濁らせない/「もとる」か「もどる」か?『日本霊異記』の 謎
第四章 豊かな方言の時代を生きてきた
訪問者の出で発ちごとねぎらう「お出でやす」/「ゆで卵」の分布図
第五章 『蝸牛考』の原点へ
「めちゃ」が日本を制覇していった日々/文献に残されなかった都ことば「イッソ」
結びの章 時空を超えて
波照間の海辺にて/「方言学の不幸」を乗り越えて
お知らせ
- 『言葉の周圏分布考』メディア掲載情報 2022年12月06日
- 7月14日 朝日新聞に半5段広告を掲出いたしました。 2022年07月14日
- 4月13日朝日新聞に全5段広告を掲出いたしました。 2022年04月13日
担当編集者より
著者の松本修さんは、編集担当も大好きだった伝説の番組、『ラブ・アタック』や『探偵! ナイトスクープ』の生みの親です。つまり、ユニークすぎる発想術の持主。
『探偵! ナイトスクープ』で全国アホ・バカ分布図を完成させ、言語地理学の面白さに目覚め、私費を投じて全国市町村に方言アンケートを行いました。それを集計して作成したオリジナル分布図の50枚超が掲載されたのが本書です。
史料も駆使し、文献に掲載されていない言葉の語源は、分布図で読み解きます。すごい研究なのに、関西人ゆえか、どうしても面白く書かなければ気が済まない松本さん。
松本さんがつくるテレビ番組のように面白くユニークな本書、分布図の隅々までご覧になり、どうぞお楽しみください。





