電子書籍

科学する心

池澤夏樹・著

¥1,800(本体)+税   
発売日:2019年04月05日

科学者としての昭和天皇、
絶滅種に対する愛惜、料理の科学……
科学と文学を橋渡しする珠玉のエッセイ。 

大学で物理学科に籍を置いたこともある著者は、これまでも折に触れ、自らの作品にも科学的題材を織り込んできた。いわば「科学する心」とでも呼ぶべきものを持ち続けた作家が、身の周りの生物から最先端の人工知能まで、進化論、永遠と無限、そして失われつつある日常の科学などを、「文学的まなざし」を保ちつつ考察する。


商品情報

書名(カナ)カガクスルココロ
判型四六判
ページ数264ページ
ジャンル文芸
ISBN978-4-7976-7372-2
CコードC0040
刷数第4刷

著者略歴

池澤夏樹(いけざわ・なつき)

作家・詩人。1945年、北海道生まれ。『スティル・ライフ』(中公文庫)で芥川賞、『マシアス・ギリの失脚』(新潮文庫)で谷崎潤一郎賞、『池澤夏樹=個人編集 世界文学全集』(河出書房新社)で毎日出版文化賞、朝日賞を受賞。著書に『知の仕事術』(インターナショナル新書)などがある。

目次

第一章 ウミウシの失敗
第二章 日時計と冪とプランク時代
第三章 無限と永遠
第四章 進化と絶滅と愛借
第五章 原子力、あるいは事象の一回性
第六章 体験の物理、日常の科学
第七章 知力による制覇の得失 『サピエンス全史』を巡って
第八章 『昆虫記』と科学の文学性
第九章 「考える」と「思う」の違い 三本のSF映画によるAI論
第十章 主観の反逆 あるいは我が作品の中の反科学
第十一章 パタゴニア紀行
第十二章 光の世界の動物たち 桑島からカンブリアへ

関連書籍

表紙画像・リリースのダウンロード

表紙画像の使用については 〈こちら〉 をご確認ください。