電子書籍

日本人のためのイスラム原論 新装版

小室 直樹

¥2,000(本体)+税   
発売日:2023年06月26日

イスラムがわかれば世界がわかる

稀代の大学者、小室直樹の「真骨頂」、今こそ必読の書。
「911」の後、小社から緊急刊行された『日本人のためのイスラム原論』を新装版として出版。今もなおイスラムと世界の対立構造は変わらず、日本人のイスラム世界への理解も十分とは言えない。
争いの絶えない世界で、日本人はどうイスラム教を、キリスト教を、自らの信仰を理解すればいいのか?

宮台真司氏(社会学者)による解説付き。


商品情報

書名(カナ)ニホンジンノタメノイスラムゲンロン シンソウバン
判型四六判ソフト
ページ数392ページ
ジャンル哲学・宗教
ISBN978-4-7976-7428-6
Cコード0014

著者略歴

小室 直樹(こむろ・なおき)

1932年、東京生まれ。京都大学理学部数学科、大阪大学大学院経済学研究科を経てフルブライト留学生として渡米。ミシガン大学大学院で計量経済学、ハーバード大学大学院で心理学と社会学、マサチューセッツ工科大学大学院で理論経済学を学ぶ。帰国後、東京大学大学院法学政治学研究科博士課程を修了。東京大学法学博士。
『日本人のための憲法原論』など著書多数。2010年没。

目次

第一章 イスラムが分かれば、宗教が分かる
アッラーは「規範」を与えたもうた
「日本教」に規範なし

第二章 イスラムの「論理」、キリスト教の「病理」
「一神教」の系譜 ・予定説と宿命論
「殉教」の世界史

第三章 欧米とイスラム―なぜ、かくも対立するのか
「十字軍コンプレックス」を解剖する
苦悩する現代イスラム

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