
今こそ読みたいケインズ
¥880(本体)+税
発売日:2022年12月07日
繰り返しよみがえるケインズの経済学
常に誤解されながら、経済が行き詰まり、時代が変化するときに復活するのが、英経済学者ジョン・メイナード・ケインズ(1883~1946年)の経済学。 2020年に始まるコロナパンデミック以来、供給網の混乱、資源価格の高騰、ロシアによるウクライナ侵攻など、世界は激動の時代に突入した。 今こそ、20世紀の二つの世界大戦を経験し、インフレ、大量失業、国際通貨危機などの問題と格闘したケインズの知恵に学びたい。
商品情報
| 書名(カナ) | イマコソヨミタイケインズ |
|---|---|
| 判型 | 新書判 |
| ページ数 | 224ページ |
| ジャンル | 政治・経済 |
| ISBN | 978-4-7976-8114-7 |
| Cコード | 0233 |
著者略歴

経済学者。京都大学大学院経済学研究科教授。1962年、宮崎県生まれ。早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。京都大学大学院経済学研究科博士課程修了(経済学博士)。専門は現代経済思想史。
『ケインズを読み直す』(白水社)、『20世紀をつくった経済学』(ちくまプリマー新書)、『ものがたりで学ぶ経済学入門』(中央経済社)、『今こそ読みたいガルブレイス』(インターナショナル新書)、『精選 経済英文100 1日1文でエッセンスをつかむ』(白水社)など著書多数。
目次
はじめに 何度も生死を繰り返すケインズ
第1章 誤解の元となった『自由放任の終焉』
第2章 産業政策はケインズ政策の重要な柱
第3章 一般理論をどう読むか
第4章 「ケインズ以後」から見たケインズ
終章 ケインズから現代へ~一つの読書案内
おわりに
お知らせ
- 『今こそ読みたいケインズ』メディア掲載情報 2023年05月10日
- 12月7日 朝日新聞に半5段広告を掲出しました。 2022年12月07日
担当編集者より
40年ほど前、経済学部の学生として、ケインズの経済学を学びました。学んだはずですが、その本質、その凄さについて、根井先生の特別授業を受けた気分でいます。ケインズは「モラル・サイエンス」を標榜していて、経済学にとどまらない存在です。
ぜひ、そこにもご興味をもっていただければ幸いです。


