電子書籍

デジタル時代の恐竜学

河部壮一郎

¥900(本体)+税   
発売日:2024年04月05日

デジタルの力で化石の謎を解く!

この20年間で恐竜学の研究は、デジタル機器の活用により大きく様変わりした。そのトップランナーは、いったいどのような研究の日々を送っているのか。

岩石に埋まって見えない化石を透視?
ティラノサウルスが実は繊細?
3Dプリンターで全身骨格標本をつくるなど、新種・新発見が続出中の研究最前線を紹介。3D画像など60枚掲載。


商品情報

書名(カナ)デジタルジダイノキョウリュウガク
判型新書判
ページ数224ページ
ジャンル科学・技術
ISBN978-4-7976-8138-3
Cコード0245

著者略歴

河部壮一郎(かわべ・そういちろう)

古生物学者。福井県立大学恐竜学研究所准教授。福井県立恐竜博物館研究員。1985年、愛媛県生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。専門は脊椎動物の比較形態学。特に、鳥類を含む恐竜や哺乳類の脳形態について。

目次

第1章 奇妙な新種恐竜「フクイベナートル」との邂逅
第2章 コロナ禍と「フクイベナートル」のその後
第3章 「ネオベナートル」のデジタルデータ作成奮闘記
第4章 生ける恐竜「ニワトリ」の脳の成長を観察する
第5章 原始的な鳥類「フクイプテリクス」
第6章 恐竜の「失われたクチバシ」を作り出す
第7章 「ペンギンモドキ」はペンギンか? 
第8章 繊細な暴君「ティラノサウルス」
第9章 絶滅した奇獣「パレオパラドキシア」をデジタル復元

担当編集者より

河部さんの研究内容はユニークでとても面白いのですが、本書ではぜひ研究過程における彼の奮闘ぶりとそれにまつわる秘話も読みどころになっています。そのあたりも楽しんで読んでいただければ幸いです。

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