
異端のチェアマン
村井満、Jリーグ再建の真実
¥2200(本体)+税
発売日:2023年12月05日
ビジネスの世界から来た5代目チェアマンは、
いかにしてJリーグの危機に立ち向かったのか。
華々しい開幕から20年を経て、人気低迷と経営悪化の泥沼に陥っていたJリーグ。
この最悪の時期にチェアマンを引き受けることになったのが、リクルート出身のビジネスマンだが、サッカー界では無名の男、村井満である。
ビジネスの最前線で磨いてきた組織運営力を武器に、次々と抜本的な改革に取り組んでいくが、そこに差別問題、ハラスメント事案、自然災害、さらには新型コロナなど、かつてない危機が次々と襲いかかる。上向きかけては訪れる存亡の危機に、村井は、Jリーグは、いかに対峙してきたのか?
スポーツジャーナリストの宇都宮徹壱が、リーグ清算さえも覚悟したという村井の証言を中心に、40名を超える内外の関係者らにも取材を重ね、8年間にわたるチェアマン在任時代を描き出す。
★元日本代表監督・岡田武史氏 絶賛!
「日本のスポーツ界の岩盤をぶち破ったビジネス界から来た男。幾多の危機を乗り越えたリーダーシップに感服させられた!」
商品情報
書名(カナ) | イタンノチェアマン ムライミツル、ジェイリーグサイケンノシンジツ |
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判型 | 四六判ハード |
ページ数 | 368ページ |
ジャンル | スポーツ |
ISBN | 978-4-7976-7440-8 |
Cコード | 0095 |
刷数 | 第3刷 |
著者略歴
写真家・ノンフィクションライター。1966年生まれ、東京都出身。東京藝術大学大学院美術研究科を修了後、TV制作会社勤務を経て1997年にフリーランスに。国内外で「文化としてのフットボール」を追い続け、各スポーツメディアに寄稿。2010年に著書『フットボールの犬』(東邦出版)で第20回ミズノスポーツライター賞最優秀賞、2017年に『サッカーおくのほそ道』(カンゼン)でサッカー本大賞2017を受賞。個人メディア『宇都宮徹壱ウェブマガジン』、オンラインコミュニティ『ハフコミ』主催。
目次
プロローグ されどJリーグは生き残った
第1部 試練
01 「JAPANESEONLY」 事件の試練(2014年)
02 「5つの重要戦略」 と禁断の組織改革(2014年)
03 水面下で進められたDAZNとの交渉劇(2016年)
04 悪夢でしかなかった2ステージ制(2014~16年)
インターミッション 上篇
第2部 結実
01 DAZN元年に起こった悲喜こもごも(2017年)
02 ナンバー3の辞任と統合プロジェクト(2017〜18年)
03 Jリーグ百年構想とシャレン!の誕生(2018年)
04 パワハラ問題とイレブンミリオンと鳥の会(2019年)
インターミッション 下篇
第3部 危機
01 忍び寄る新型コロナウイルスの危機(2020年)
02 「Jリーグ4月危機」 の真実(2020年)
03 コロナ禍で達成した1103試合開催(2020年)
04 報われなかったオリンピックへの貢献(2021〜22年)
エピローグ 初代チェアマンが語る「異端のチェアマン」
お知らせ
- 『異端のチェアマン』メディア掲載情報 2024年05月23日
- 『異端のチェアマン』重版出来! 2024年03月11日
- 『異端のチェアマン』重版出来! 2024年02月05日
- 12月6日 朝日新聞に連合広告を掲出しました。 2023年12月06日