電子書籍

プロが語る胸アツ「神」漫画

1970-2020

きたがわ翔

¥820(本体)+税   
発売日:2021年10月07日

『ドカベン』から『鬼滅の刃』まで!
「日本一漫画に詳しい漫画家」との呼び声も高い著者が、漫画界に革命を起こした作家たちの作品とその表現方法を解説。
「あの名作漫画のルーツはどこにあるのか」「萩尾望都『半神』が“神作品”である理由」「『鬼滅の刃』大ヒットの秘密」など、漫画を知り尽くした著者が、1970年代から2020年にかけての作品を分析しながら、「漫画表現の歴史」を論じる。
著者描き下ろしの漫画・イラストも掲載!


商品情報

書名(カナ)プロガカタルムネアツカミマンガ
判型新書判
ページ数208ページ
ジャンル趣味・実用
ISBN978-4-7976-8082-9
Cコード0295

著者略歴

きたがわ翔(きたがわ・しょう)

漫画家。1967年、静岡県生まれ。1981年、13歳のときに少女誌『別冊マーガレット』(集英社)に投稿した『番長くんはごきげんななめ』でデビュー。86年からは活動の場を『週刊ヤングジャンプ』(集英社)に移す。漫画の技法や歴史に詳しく、その豊富な知識をウェブやラジオ番組などで披露している。代表作に『19〈NINETEEN〉』『B.B.フィッシュ』『C』『ホットマン』(すべて集英社)などがある。

目次

まえがきにかえて(描き下ろし漫画)
第一章:不朽の名作『ドカベン』と『スラムダンク』――水島新司から井上雄彦への系譜
第二章:少女漫画を変革した萩尾望都①――ルーツから初期作品まで
第三章:少女漫画を変革した萩尾望都②――『ポーの一族』『トーマの心臓』はどのようにして生まれたか
第四章:「鴨川つばめ」が残したもの――『マカロニほうれん荘』以前・以後
第五章:『鬼滅の刃』の少女漫画要素――他者の「痛み」に寄り添う

担当編集者より

紙の上に描いた線のみで一つの世界を描き出す漫画は、多くの人たちの人生を豊かにしてくれます。日本が誇るべき文化のひとつである漫画をさらに深く味わうための「新しい読み方」を、「漫画探偵」の異名をもつきたがわ翔さんが提示しています。
1970年代、80年代、90年代、00年代、10年代、そして2020年にかけ、漫画表現はどのように発展してきたのか。その流れや歴史を「プロの視点」から分析しました。漫画を「構造」で読み解くと、まったく予期しなかった作品が源流となっていたことがわかり、これまでとは違った楽しみが味わえるでしょう。
漫画を愛し、漫画を知り尽くしたきたがわ翔さんの解説を読み終わったら、胸がアツくなること間違いありません!ぜひお手にとってみてください!

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