
パリ-東京 今日、今を生きる美しい人 島田順子
¥1,800(本体)+税
発売日:2019年09月26日
パリを拠点に78歳の今も現役ファッション・デザイナーとして活躍する島田順子さん。彼女のカッコよさは世代を超えて女性の憧れの的だが、もちろんカッコいいのは外見だけではなく、その生き方、暮らし方。現在、パリ・モンマルトル、郊外のブーロンマーロット、東京、館山と4カ所に家を所有、そのすべてが島田さん独自の美意識で貫かれたたたずまいを見せる。花の飾り方、日々の食卓のあしらい、インテリア、生活用品のセレクトなどすべてに行き渡る美学は自由で、野性的なのにどこかチャーミング。
いますぐ参考にしたい「島田順子テイスト」を数多くの写真とともに紹介します。
「なんとゴージャスで、なんとさりげないのだろう。洗練された野生馬のごとき島田さんの毎日は、喜びと愛おしさに溢れている。」(阿川佐和子)
商品情報
| 書名(カナ) | パリトウキョウ キョウ、イマヲイキルウツクシイヒト シマダジュンコ |
|---|---|
| 判型 | B5判 |
| ページ数 | 128ページ |
| ジャンル | エッセイ |
| ISBN | 978-4-7976-7377-7 |
| Cコード | C0095 |
著者略歴

1941年千葉県館山生まれ。杉野学園ドレスメーカー女学院デザイナー科卒業後に渡仏し、’70年デザイナー集団「マフィア」入社。'75年「キャシャレル」に入社後、チーフデザイナーとして活躍。'81年パリに「JUNKO SHIMADA DESIGN STUDIO」を設立し、初コレクションを発表。'96年日本ファッションエディターズクラブデザイナー賞(FEC賞)を受賞。’12年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ授与。
目次
第1章 人をもてなす
よばれるのもよぶのも大好き。素材の味を大切に生かした料理の数々から、花の飾り方、食卓での会話術まで
第2章 心を贈る
プレゼントの贈り方、心の込め方順子流
第3章 人生を語る 過去・現在・未来
少女時代から現在まで。デザイナーとしての歩みやデザインを生み出す苦労をを赤裸々に語る
第4章 日々を楽しく
1日のルーティンから健康法、身近な友との友情、そしてこれから
お知らせ
- 読売新聞(夕刊)に島田順子さんのインタビューが掲載されました。 2020年01月10日
- 『パリー東京 今日、今を生きる美しい人 島田順子』 メディア掲載情報 2019年11月13日
- 9/26 新聞広告 2019年09月27日
担当編集者より
島田順子さんといえば、アップスタイルのグレーヘアと、圧倒的なカッコよさの着こなしがまず、頭に浮かびます。
歳を重ねると、体型も変わり、何を着ても似合わない、決まらないと悩む女性は多いけれど、78歳でこのスタイル、この迫力は、「年齢は言い訳にならない」と思い知らせてくれます。
1年半に渡って島田さんの生活を追いかけた今回の取材では、暮らし方、生活の楽しみ方も、「センスがないから」とか「素敵なものを持っていないから」は言い訳にならないことをまたまた思い知らされました。
インテリア、料理の盛りつけ、花の飾り方etc. 何を選んで、どう使いこなしたら素敵なのか? 人に何か物を贈る、という時、デパ地下に行って適当にお菓子を選ぶのとは、ひと味もふた味も違う贈り方ってなんだろう? などなど。
一見野性的、無造作にも見える島田さんの日々の暮らしはごく自然でありながら、成り行きでそうなったとか、仕方なく、というものがひとつもありません。
これが好き、あれをこうアレンジしたら楽しそう、などいつも真剣に考えて選択した結果だからなのでしょう。
そんな島田流のエレガンス、急に真似はできないけれど、なにかひとつでも「やってみよう」というヒントが見つかると思います。
例えば、お花を一輪ずついくつかの花瓶に挿してみるということなどは明日からでもできるかもしれません。
日々を慈しみ、暮らしを楽しむことが教えてくれる豊かさを実感していただけたら幸いです。









