
来たる4月25日(金)、本多有香(ほんだ・ゆか)さんの著書『犬と、走る』が発売になります。
本多さんは、カナダ在住の犬ぞり師(マッシャー)で、この本が初めての著書となります。
帯に
「これぞ、オンリーワンの生き方!」
と謳ったように、これは単に「世界一タフな犬ぞりレース」に挑戦し、日本人女性として初めて1,600キロを完走した自伝的ノンフィクション、というだけではなく、本多有香という類い希なる個性が送った、冒険的とも無謀(!)ともいえる、幸福な半生の物語なのです。
ちなみに、帯に推薦文をいただいた二人のコメントは、
森 達也さん
「本多有香の奇天烈さは筋金入り。取材対象ではなく自分自身。
そしてその個性が半端じゃない」
茂木健一郎さん
「著者の無謀な冒険精神と、「ビールが大好き」といった人間性に、とても魅力を感じていた」
というもの。
どうです? 読みたくなりませんか?
本多さんは94年、岩手大学在学中にオーロラを見にいったカナダで犬ぞりと出会います。卒業後、一旦は就職するのですが、「犬と走りたい」という夢を諦められず、98年、犬ぞり師になるため単身カナダに渡ります。
何の予備知識もなく、徒手空拳で海外修業を始めたのです。時にはマイナス45度にもなる極寒の地で、休日もなく200匹もの犬の世話に明け暮れる日々。
しかし、彼女はへこたれません。
2003年、今度は長距離マッシャーを目指し、カナダからアラスカまで自転車で走るのです(しかも冬!)。これだけではありません。彼女のチャレンジングなのか無謀なのかわからない行為の数々が、とんでもなく面白いのです。
浮浪者たちとの大宴会、永住権ほしさの偽装結婚騒動、オーストラリアでの(不法労働)フルーツピッキング、そしてあきれるほど多彩なアルバイト歴……。
そうして資金を貯めながら、本多さんはカナダ・アラスカ間を横断するユーコンクエストに06年、07年、09年と挑戦します。
犬を亡くす事故に遭って、一旦は犬ぞりを諦めようかとさえ思うのですが、彼女を応援する仲間、そして犬たちに助けられながら、2012年、日本人女性としては初めて、ユーコンクエスト1000マイル(1600キロ)を完走するのです。
今は水も電気もないカナダの田舎に、自ら建てたキャビンで26匹の犬たちと暮らす本多有香の半生は、読む人みなを勇気づけてくれること間違いなし。
これぞ、オンリーワンの生き方!
是非、お手にとってお読みください。
担当Iより