売れると思ったのに・・

本好きの方にファンの多いことで有名なジュンク堂さんです(実は私も大好きです)が、その福岡店でとっても気になるフェアを開催中というニュースが朝日新聞のウェブサイト(asahi.com)に掲載されているのを発見しました。

そのフェアとはなんと!ジュンク堂で働いておられる目利きの書店員さんが

「売れると思ったのに、なぜに売れぬ」

と思った本を選りすぐって100冊並べてフェアをなさっているというのです!

これを読んであわててジュンク堂書店さんのHPに飛んだのは言うまでもありません!!

え・・なぜって? だって・・・自分が作った本がそこに並んでいたら・・・うーん、ありがたいのやら、悲しいのやらわかりませんが、気になるじゃありませんか。

んがっ!・・・私の見たところ、天神店さんのイベント情報には詳しいことが載っておりませんでした。うー、ますます気になるicon_rolleyes.gif 正直な話、本を作っている編集者としてはどの1冊も「これは売れる!」と信じて作っておるわけですよ!

しかし、「売れると思ったのになぜ売れないの!」という悲しいことも・・まあ、正直ありますicon_cry.gif ことに発売直後の販売データが芳しくなかったりすると、かな~り落ち込むわけですが、しかし、本によっては「最初はそこそこだったけれど、時間が経ってみるとじんわり売れてて、重版決定!」なんていうこともあって、
「ああ!やはりちゃんと作れば報われるのね! 神様は見ていてくださるのだわheart02.gif

ということがあるのですね、これが。だから書籍の仕事は止められなかったりするのです。

というわけで、おかげさまでつい先日3点、重版が決まりました!!

『ヒカルの囲碁入門』
『コンプリートビートルズ』
『テニスの王子様勝利学』

どれも弊社のロング&ベストセラー商品ですが、この重版ももちろん!読者のみなさまのご支持のたまもの!
これからもぜひぜひよろしくお願いします。

ジュンク堂書店公式HP
asahi.com 「売れると思ったのに売れぬ本」フェア 作者は衝撃?

(担当 MS)

追記:ジュンク堂さんのフェアは2010年3月いっぱいとのことです。
なお、100冊のリストはこちらのブログで紹介されておりました。
プログラマになりたい:ジュンク堂書店さんに聞いてみた。「売れると思ったのになぜ売れぬ」の書籍リスト