4/5(木)、いよいよ『プーチン最後の聖戦 〜ロシア最強リーダーが企むアメリカ崩壊シナリオとは?〜』が発売になります!
本日は、この本の著者である北野幸伯さんをご紹介しましょう。
北野さんは、長野県の松本深志高校を卒業後、ゴルバチョフに憧れて崩壊直前のソ連にわたり、「モスクワ国際関係大学」に入学します。
日本の99%のかたはまず知らないと思います(もちろん、私も知りませんでした)が、この「モスクワ国際関係大学」というのは、ロシア外務省付属(つまり国立)の大学で、ロシアの外交官とKGB(現在はFSB)を専門に育てる、ロシアでは知らない人のいない、モスクワ大学に並ぶ超エリート大学です。
北野さんは、後にも先にも、この大学を卒業した初めての日本人となります。
そして同大学で、欧米日とはまったくちがうロシア独自の世界分析法を身につけた北野さんは、驚くべきことに、卒業後すぐ、カルムイキヤ共和国というロシアの自治共和国の大統領顧問に抜擢されます。
その後もモスクワを離れることなく、1999年、日本に向けて、無料メールマガジン「ロシア政治経済ジャーナル(RPEジャーナル)」を創刊・発信します。
このメルマガのモットーは、
1、わけのわからない世界情勢を世界一わかりやすく解説する。
2、でも、きれいごとは一切言わない。
です。
実は、私もだいぶ以前からこのメルマガを読み始めたのですが、内容がほんとうにこのモットー通りなのに驚いて、毎回かかさず熟読しました(もちろん、今でも)。
ほんとうに、北野さんの手にかかると、複雑怪奇、理解不能な世界の動きが実にシンプルに、高校生(いやひょっとしたら中学生)にも、女性にもわかるように解き明かされてしまうのです。
そんなわけで、当然ながらその後、読者数はぐんぐん増え続け、2012年3月末現在、会員数約33,000人を誇っています。
ぜひみなさまも、購読されることをおすすめします(ちなみに、購読料は無料です!)。
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このように、北野さんは、ソ連崩壊後のロシアの「地獄」と、その後のプーチンによる「復活」を目の当たりにし、その変化を文字通り「肌」で経験してきた数少ない日本人のひとりです。
しかも、KGB養成の大学で学んだ(プーチンの後輩でもある?)北野さんだからこそ、KGB出身のプーチンが何を考え、どう行動してきたか、そしてこれから何をするのかを的確に見抜くことができるのです。
ところで、私たち日本人の大半は、西側(特にアメリカ)のメディアのニュースや情報、そしてそれを流す日本の大手マスコミの報道を、そのまま鵜呑みにしてしまいがちです。
北野さんいわく、世界には大きく、アメリカ、ヨーロッパ、中国、ロシア、中東などの「情報ピラミッド」があり、それぞれ情報の中身や、ある出来事に対する見方がまったく違うことがよくあります。
そして私たち日本人は、完全にアメリカ、ヨーロッパ、つまり西側の「情報ピラミッド」の傘の下にいます。
つまり、私たちはほぼ毎日、かたよった情報にさらされているということです。
だから、どうしてもアメリカ主導、アメリカ寄りの報道だけを信じてしまう。
一番いい例が、イラク戦争ですね。
ご存じのように、アメリカは、
「フセインは大量破壊兵器を隠し持っている悪の枢軸。放っておいたら、世界中が危機にさらされる。しかも独裁国家。圧政に苦しむかわいそうな民衆を解放し、民主主義的な国にするために、われわれは戦争をするのだ!」
と言って、勝手にイラクとの戦争をはじめました。
おそらく、当時の日本人の多くもその言葉を疑わず、アメリカとブッシュは「善」、イラクとフセインは「悪」という単純な構図をごく自然に頭に描き、フセインとイラクがぼろぼろになっていくのを「さも当然」のごとく見て、感じていたことでしょう。
しかし、本書でもその詳細が述べられていますが、実際はアメリカの言ったことは「ウソ八百!」。
結局、アメリカが戦争の正当化として豪語した「大量破壊兵器」はなかったことが明らかになり、ほんとうの目的は、イラクにある莫大な量の石油を手に入れることだったのでした。
本書の大きな特徴のもうひとつは、北野さんが、数多くの新聞記事や各国の報道を丹念に拾い上げて、私たち「平和ボケ」日本人の知らない驚きの真実をみごとに暴いていることです。
本書で書かれていることは、決して北野さんのファンタジーでもなんでもなく、新聞紙面の小さな小さな報道を見逃さず、それをこつこつと積み上げていきながら、大きな世界の流れを読み取るという驚くべき手法です。
世界の政治や経済がからんだ外交関係の本と聞くと、「なんだかむずかしそう…」と尻ごみするかたもいらっしゃるかもしれません。
でもこの本は、「まったくその逆」です。
繰り返しますが、本書では、一見複雑きわまりない世界の動き、各国の政治外交の真意や駆け引きを、高校生(いや中学生)でも、ごく一般の女性でも理解できるように、驚くほどシンプルにわかりやすく説明されています。
しかも、その見事で大胆な分析方法に、必ずどなたも、あの池上彰さんの本のように、「そうだったのか!!」と納得されるでしょう。
そして、あなたは、いまの日本のリーダーたちがいかに世界から取り残された低レベルな存在であるかを、ひしひしと感じることでしょう。
本書の帯に書かれた、
「本書を読み終えたとき、あなたの世界観は一変する」
というコピーは、うそでも誇張でもありません。
ぜひ、ご一読ください!!
担当:IKM
