さあ、親子で囲碁入門!

『ヒカルの囲碁入門・実戦編』担当・Iです。

本書の編集作業を前担当者から引き継いだのは、去年の秋。幸い、大きなミスもなく無事完成にこぎつけてほっとしています。(涙)

これまでいろんな単行本の編集をしてきましたが、今回一番大変だったのは、ほぼ毎見開きごとに出てくる、ヒカル、佐為、アキラなど、『ヒカルの碁』のメイン・キャラたちのカット選びでした。
第1弾『ヒカルの囲碁入門』も本書も、ほかの囲碁入門書とは違う一番の特長は、著者である石倉昇先生の囲碁上達理論のすばらしさはもちろんですが、コミック『ヒカルの碁』のメイン・キャラたちがひんぱんに登場して、囲碁のコツとポイントを伝授するという点です。ということは、この本がわかりやすくできあがるかどうかは、カット選びが大切なポイント!

これらはすべて、『ヒカルの碁』のカットを流用させていただいているのですが、いやはや責任重大です。

少年ジャンプの担当者にも何度もチェックしてもらったのですが、差し替え、訂正の連続で、最後には夢にまで、ヒカルたちが出てくる始末。なんとか責了したときは、うれしかったというより、もうぐったり……。(汗)

でも不思議だったのは、本書を担当する少し前のこと、両親の田舎である富山に家族で行ったとき、10歳になる私の息子が、築200年にもなろうかというボロ家のどこからか、古くて大きな碁盤と碁石を見つけ出してきて、突然「お父さん、囲碁やろうよ」と言ったときです。

息子は『ヒカルの碁』を全く読んでいなかったので、「いつの間に『碁』のことを知ったんだろう」という疑問とともに、いまどきの子どもはDSとカードゲームにしか興味がないと思っていた私には、これは新鮮な驚きでした。

小さい頃、囲碁が大好きだった父親から何度か「手ほどき」を受けて多少は知っていたので、なんとか囲碁(のようなもの……)を打ち始めたのですが、息子の方は一戦ごとにどんどん上達していくのがよくわかり、「こいつ、なかなかやるじゃん!」とつい親バカに。

一般的に、どうしても「囲碁」は地味で抽象的なイメージ。だから、いまどきの子どもなんか見向きもしないだろうと思っていたのは、どうやらこちらの大きな間違いだったようです。

その後は休日になると息子と家で碁を打つようになり、息子は仲のいい友だちに「碁、やろうぜ」と囲碁の伝道者を気取る始末。第1弾の『ヒカルの囲碁入門』はすでに渡してちょっとずつ読み進んでいるようなので、もし「いい子」が続いたら、この第2弾をプレゼントしてやろうかな、と企んでます。

もちろん、私ももっと勉強しなくてはhappy02.gif

みなさんも第1弾と本書を活用して、ぜひ「親子で囲碁!」をsign01.gif