映画評論家・町山智浩さんのWeb連載が始まります!

集英社インターナショナル公式サイト 初のWeb連載!!

町山智浩さんの書き下ろしシネ・ガイド
なぜ『フォレスト・ガンプ』は怖いのか
―映画に隠されたアメリカの真実―

が、いよいよこの1月20日より始まります!

いま最もその言動が注目されている映画評論家・町山智浩さんの
深読み映画コラムが毎月WEBで読めます!

映画ファンなら知らない人はいない町山智浩さん。

東京MXTVの「松嶋×町山・未公開映画を観るTV」(毎週金曜23時30分〜)や、町山さんご自身の公式ブログ(ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記)などで素顔をご存知の方もかなりいるはずですよね。


あ、ちなみに昨年12月17日にアップされたブログは必見!

12月に日本でも公開されたアメリカ映画『宇宙人ポール』を記念して(?)、町山さんご本人が、ネバダ州にある「エリア51」(実在のアメリカ空軍基地)にクルマを飛ばして、そこに囚われた(?)宇宙人ポールを「救出」しに行くという約11分のドキュメンタリー映画(題して「町山vs.ザ・ワールド:エピソード1」)をアップしているのです(YouTubeでも見られます)。

つまり自作自演映画ですが、抱腹絶倒ものの大傑作でした。
ここで、怪優・町山智浩のお茶目な姿が見られますよ。

そもそも町山さんから原稿をいただき、ゆくゆく本にまとめて発売することは、編集担当者の積年の願いでした。
担当にあたるHRTは、ずいぶん前から町山ファンの一人です。

最初にガツンとやられたのは、いまから10年ぐらい前に発売された『<映画の見方>がわかる本』(洋泉社)でした。

映画ファンなら一度は語りたくなる難解なSF映画『2001年宇宙の旅』に隠されたいろいろな意味を、町山さんが暴き立てる手腕には目を見開かされました。それは繊細なフレンチ料理を創造するシェフのような腕前のように見えたものです。

この本のなかで、町山さんは過去の作品を「映画がたんなる娯楽ではなくて、人生経験の一つだった」と振り返っています。

そう、映画を観ること、そしてその意味を考えることは、人生経験なんだなァとつくづく思わされましたね。

昨年発売された町山さんの近著『トラウマ映画館』(集英社)では、かつて町山さんを悪夢の底に突き落としたキワドイ作品が数多く掲載されていましたが、町山さんの筆致によって、日本未公開作や未見の映画でもまるで観たような感覚にとらわれ、読み進むうちにこちらも背筋を凍らせることしきりでした。

町山さんの手によるシネ・ガイドは、読者をホントに「その気」にさせるスパイス(良薬か毒か?)が含まれているのです。

そんな町山さんの連載シネ・ガイドがついに1月20日から始まります。
(毎月20日頃アップ予定)

映画を一度観ただけではわからない隠された人生の意味を、さてどう料理してもらえるのか。

目を見開いて待たれよ!

そうそう。町山さんによると、コラムのタイトルにある『フォレスト・ガンプ』については、連載半ばで取り上げますよ、との話でした。

サイト公開まで、しばらくお待ち下さい。
お楽しみに!

担当HRT