8月末に刊行された『島津家の戦争』の舞台となった都城のホテルで、この11月2日、「出版を祝う会」が行なわれると聞きつけて、担当編集であった小生も図々しく押しかけ参加してきました!

今回のこの会は都城ロータリークラブ会長の長峯基氏(現都城市長のお父上に当たられます)、都城観光協会会長の堀之内芳久氏、都城島津の歴史を温ねる会会長の桐野晃一氏など、同地のそうそうたる方の呼びかけで生まれたもの。聞くところによれば著者・米窪さんのところに長峯さんが何度もお越しになっては打ち合わせをしてくださったとのこと。いやはや、何とも恐縮してしまいます。
で、なぜ11月のこのときに出版を祝う会が行なわれたかというと、ちょうどこの時期、都城では「島津発祥まつり」が開かれているからなのです!
著者の米窪さんも、一連の行事の一環として町の文化ホールで記念講演もするということに(残念ながらこちらは小生は聞けませんでした)。
それはさておきパーティですが、みなさんから心温まる祝福の言葉が米窪さんに。「われらが都城の歴史をこんなに見事に書いてくれて嬉しい! ありがとう!」とお褒めの言葉をいただき、担当編集のワタシも感涙でありました。
中でも感激したのは、何と言っても都城島津家第28代当主であられる島津久厚先生からのお言葉。実は米窪さんがこの『島津家の戦争』を書くことになったのも、先生が学習院院長をなさっていたときに、米窪さんが秘書をなさっていたことがそもそものきっかけ。とはいえ、やはり400年以上にわたって続く都城島津家の「お殿様」からお言葉をいただけるというのは、滅多にない機会。

「途中で担当編集者の人が入院なさったと聞いて(もちろん小生のことですが)、『ああ、これで本も出ないままに終わるな』と思ったのだが、その予測が外れて何よりであった」というお言葉には、冷や汗が出たワタシでありましたが、米窪さんを語るお言葉の優しさには何ともいえない気品と慈愛の情を感じました。ありがとうございます!
どの方からも本当に真心のこもった祝辞をいただいたのですが、これに応えて挨拶した米窪さんのスピーチがまた素晴らしいものでした。ひいきの引き倒しに聞こえるかもしれませんが、会場のあちこちから「さすがに文章を書く人は違うなぁ!」という賛嘆の声が聞こえたくらいです。
せっかくですからそのスピーチの原稿を別エントリーでご紹介しますのでどうかお読みくださいませ。
さて、こうやって始まった祝賀会。もちろん乾杯からそのあとは、都城のおいしい食事と焼酎で大いに盛り上がりました。米窪さんの即席サイン会も行なわれ、和気藹々とした雰囲気が最後まで続きました。


著者に代わりまして、祝賀会を開いてくださった発起人のみなさん、都城のみなさん、本の即売をしてくださった田中書店の田中社長、そして最後に島津久厚ご夫妻に深く深く御礼を申し上げたいと思います。

小生は都城の隣の財部出身のものです。父親からいつも祖先に誇りを持つように言われていました。この書物を読み納得かつ感激しました。子供たちにも読ませるつもりです。昭和24年財部にて出生。
追伸、米窪さんは司馬遼太郎を超えるかもしれません。