みなさんは「進化」について、どのくらいご存じでしょうか?
日本では進化という言葉が、ごく当たり前のように日常的に使われています。
しかし、新しい商品のキャッチコピーに「進化した〇〇」と表現するのは、実は正しくありません。
進化とは一言でいってしまえば、「生物が世代を継続して変化していくこと」です。
だから、もし一つの個体が新しい能力を獲得したとしても、その性質が子や孫といった次の世代の個体に伝わっていかなければ、それは進化とは呼べないのです。
『進化論の最前線』では進化について現在わかっていることと、まだわかっていないことを明らかにしながら、ファーブルのダーウィン進化論批判からiPS細胞、ゲノム編集といった最先端研究までを、池田清彦さんが丁寧に解説しています。
書店で見かけた際には、ぜひ手にとってみてください。
担当MTKW
