12月6日(火)、集英社クオータリー『kotoba コトバ』 2017年冬号 が発売になります。
今回の巻頭特集は
蒐集家の悦楽
ヒトラーから柳家小さんまで
知られざるコレクションの数々

みなさんは何かを集めた経験はありませんか?
カードや切手、古銭、食器、絵画、骨董品……。
他人には興味のないものでも、本人にとっては宝物。
興味の対象は人それぞれです。
巻頭言は荒俣宏さんの「蒐集家の生き様」と小林康夫さんの「ベンヤミンの蒐集」について。
パート1は「なぜ集めるのか」
奥本大三郎さんの昆虫標本やヒトラーの略奪美術品、ジョゼフ・コーネルの箱の中、植物収集の歴史などに迫ります。
パート2は「パブリックな収集」
「みんぱく」のコレクション収集法からヴァチカン教皇庁図書館のデジタル化、大名茶道具を集めた近代数寄者たちの話をご紹介します。
パート3は「個人の愉しみ」
鹿島茂さんが集める「独裁者グッズ」、ギレルモ・デル・トロ監督のコレクションの館、みうらじゅんさんの蒐集遍歴などをうかがいました。
ほかも盛りだくさん。
かなりマニアックな特集になりました。
蒐集家たちの悦楽の世界に足を踏み入れてみてはいかがでしょう。
「コトバ」編集長 松政治仁