ただ今、撮影中

スタジオにて
スタジオにて

表紙カバーは本の顔。

毎日200点!も新刊が並ぶ書店の店頭で、ひときわ印象的で目立つ表紙デザインにしたいというのが編集者の願いでもありますが、しかし、かといってただ派手であればいいというものではない。

やはり本の発するメッセージにふさわしい装丁でなければ、「羊頭狗肉」にもなりかねません。その意味ではカバーデザインは、連立方程式を解くような作業でもあります。

表紙カバーのデザインはいつも頭が痛いことですが、優秀なデザイナーさんに知恵を毎回出していただいているおかげで、集英社インターナショナルらしい本が出来ているのではないかと、まあ自負しております。

さて、昨日9日は4月に出す本の表紙カバー用に著者写真を撮影しました。場所は神保町周辺にある集英社スタジオ。

これからの本なので詳細はまだ明かせませんが、ごらんのとおり、著者はハンサムなオジサマであります。

これまで著者ポートレイトというと、表紙カバーの袖(折り込み部分)に載るのが通例でしたが、最近は勝間和代さんの本が象徴するように、著者の写真が表紙カバーに来ることが少なくありません。かつては、そういう装丁はいわゆるタレント本がメインだったのですが、今はビジネス書などでは当たり前になりました。

その理由はさまざまに解釈できますが、いちばん大きな理由は情報そのものよりも、やはり著者個人のメッセージ性や主張を強く打ち出す本が求められているせいではないかと思います。

もちろん、昔から本というのは著者個人のメッセージや意見を伝えるメディアだったわけですが、インターネットの普及で、以前にまして個人の発信力が求められるようになり、それが自然に「表紙に著者の顔を」という流れに結びついたのかなぁとも思います。

というわけで、時流に乗るわけではないですが、今回、弊社で出す本もきわめて強力なメッセージを持った本なので、ぜひに著者を(しかもハンサムだし!)ということに相成ったわけであります。

さて、どんな表紙ができるのか、4月をお楽しみに。