
樋口有介さんの最新刊『風景を見る犬』が発売になります。
ミステリー界で、樋口有介さんと言えば、名作『ぼくと、ぼくらの夏』以来、「極上の青春ミステリーを味わわせてくれるプロ!」と相場が決まっています。
でも、ここ3年ほど、青春ミステリーの発表はなく、ファンとしてはやきもきしていました。
そこへ、新作が登場、しかも舞台が沖縄。
樋口作品としては初めての舞台です。
それもそのはず、著者は2年以上前に沖縄へ移住しています。
主人公は、18歳の高校生、香太郎くん。
そのそばで何が原因で事件が起こり、香太郎の青春と、周りの人々の心にどんな大波小波が広がっていくのか。
語り口は、いつものユーモラスで皮肉っぽい樋口節が炸裂!
ストーリーはころんころんと転がっていきます。
さらに、いつもながら香太郎を巡る女子たちは美人ばっかり。
今回も期待を裏切りません。
そんな大期待の作品について、著者からみなさんへメッセージが届きました。その一文をそのまんま載せますね。
─著者からごあいさつ───────────────
沖縄への移住は冬の寒さと杉花粉から逃げるため、それ以上の理由はありません。本作の舞台を沖縄にしたのも、たんなる「移住のあいさつ」。ただ、海や基地問題を出さずに「沖縄を書く」というコンセプトは、完遂できたようです。
こちらへ来てまず驚いたのは、野菜が高くてまずいこと。みんなが歩かないこと。一年中ずーっと天気が悪いこと(年間の晴天率は20パーセントなんだとか)。そしていつもどこかで祭りやイベントをやっていること。こういう沖縄を好きか嫌いかは、人それぞれ。わたし自身はほとんど外出しませんので、祭りも気候も関係ありません。
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『風景を見る犬』は8月5日(月)発売です。
お楽しみに!!
担当HRT