「バクマン。勝利学」で教わったこと(その1)

「コミックを題材に『勝利と人生』を考える」というコンセプトの「勝利学シリーズ」では、これまで『スラムダンク』『キャプテン翼』『テニスの王子様』『ヒカルの碁』などを題材に採り上げて、ご好評をいただいてきましたが、このたび新しく『バクマン。勝利学』が仲間入りとなりました。
バクマン。勝利学
内容については特設ページをごらんいただくとして(立ち読みもできます)、今回は『バクマン。勝利学』が出来るまでの内幕話をいくつか……(だって、『バクマン。』も少年漫画であると同時に、出版界インサイドストーリーでもありますからね)。

こんなことはコミックの編集部ではとうに常識になっていたのでしょうが、「さすが、デジタル時代!」と驚いたのは、今や連載コミックの原稿はすべてデジタル化され、一元管理されていること。

これまでは連載マンガの生原稿といえば、「これがなければ単行本もできない」というわけで基本的に門外不出。たとえ「貸して!」と拝み倒しても「そればかりは!」とお断わり……されてもしかたがなかった代物です。

しかし、今回、『バクマン。勝利学』を作るにあたって、ジャンプ編集部『バクマン。」担当の門司さん(NHKの「バクマン。」特番で顔をごらんになった方は多いはず!)と打ち合わせしているうちに分かったのですが、なんと、今は生原稿をそのまま使い回したりすることはなく、超高精細度でデジタルスキャンされて、それを入稿したりしているのだそうです。

でも、どこで、誰が、どのように管理しているかはヒ・ミ・ツ♪──な~んて、実は小生もよく知りません(汗)

どうやら編集部とは別の、どこか「奥の院」で堅くガードされていて、しかもごく少数の人しかアクセス権を持っていないなど、二重三重のトラップ、いやセキュリティが施されているみたいだというのは分かるのですけれどね。

ま、それはさておき、今回はそういうわけで、そのスーパー・ウルトラ・メッチャ・ハイ・ディフィニショーン!のデータを思う存分、門司さんからお借りしてデザインできました!

これまでは「あれやこれや」という、人には言えないアナログ的な苦労をしたりもしていただけに、「さすがに21世紀じゃのぅ」と編集部一同、大いに感心したのです。

(この項、続く)

関連リンク
『バクマン。勝利学』特設ページ

「勝利学」シリーズ