6月6日(月)、集英社クオータリー『コトバ』 2016年夏号 が発売となります。
今回の巻頭特集は
ダ・ヴィンチから稲垣足穂まで
空へ! 飛行という欲望
です。

現代社会と密接に関わる航空機の世界ですが、その黎明期、人間の飛行への欲望とはどういうものだったのでしょうか。
レオナルド・ダ・ヴィンチの飛行研究の手稿から、空への憧れを抱き続けた作家・稲垣足穂まで、歴史とともに、現在も受け継がれている飛行への欲望、挑戦を追いかけてみました。
プライベートパイロットの免許をもつ作家の瀬名秀明さんが、「地球は生命だ」と思えるようになったエピソードを紹介しています。
「北アフリカやモロッコ上空を自分で飛行し、山や川が大地に皺のように走っているさまや、海岸線の曲がり方を見たときは、研究室の顕微鏡で細胞を覗き込んでいるような気分になりました。大学で分子生物学を専攻していたので、なおさらそう感じたのでしょう。細胞も毎日眺めていると、〈あ、今日は調子がよさそうだ〉とか〈がん細胞になろうとしているな〉などと、いろいろなことがわかってきます」
空を飛ぶことで、世界の見え方も変わってくるようです。
ぜひ書店で手に取ってみてください。
「コトバ」編集長 松政治仁