
老化と脳科学
¥780(本体)+税
発売日:2019年08月07日
物忘れ、認知症、アルツハイマー……、
私たちの頭の中でいったい何が起きている!?
老化研究はどこまで進んでいるのか? 老化による脳の衰えや病気を遅らせることはできるのか? 細胞生物学者である著者が、海外の一流学術誌『ネイチャー』や『セル』などから老化研究の先端情報を吟味し、「脳を老けさせないため」にいったい何が有効なのか紹介する。さらに、運動、睡眠、食事など日常生活へのアドバイスも掲載。
商品情報
書名(カナ) | ロウカトノウカガク |
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判型 | 新書判 |
ページ数 | 176ページ |
ジャンル | 医療 |
ISBN | 978-4-7976-8042-3 |
Cコード | 0247 |
著者略歴

細胞生物学者。1948年東京都生まれ。東京大学卒業。理学博士。博士研究員としてスタンフォード大学に留学。帰国後、順天堂大学、放送大学、創価大学の教員を経て、千葉大学理学部教授となる。千葉大学名誉教授。著書に『グルコサミンはひざに効かない』(PHP新書)などがある。
お知らせ
- 『老化と脳科学』書評が日刊ゲンダイで紹介されました。 2020年03月23日
- 『老化と脳科学』読売新聞に書評が掲載されました。 2019年11月19日
担当編集者より
山本先生が今回の本を執筆するきっかけは、クラス会で会った同級生たちでした。
「頭の中はどうなっているか目に見えないので不安だ! ボケないためにはどう生活するのがいい?」ということを友人たちから口々に聞かれたそうです。
シミやしわ、筋肉の衰えなど外見的な部分は、目で見てわかるし、内臓も内視鏡などで見えるけど、確かに、頭の中を見ることはできないですよね。
私も会話中にあまりにも固有名詞が出てこないと、「いったい私の頭の中ってどうなっちゃってるんだろう?もしや若年性……?」など不安がよぎる時もあります。
『老化と脳科学』は、脳の仕組みをきちんと「科学的」に理解しよう。そして、今、現在、研究で明らかになっていること、脳の老化に対して何が有効で、何がダメなのかを紹介していきます。
(さらにもっと詳しく知りたい方のために、参考文献のリストを章末に掲載しています)
少しでも自分の脳に対して不安がよぎったら、ぜひ本書を手に取ってご覧いただければ幸いです。