
感染症は実在しない
¥980(本体)+税
発売日:2020年04月23日
コロナウイルス・パニックの今こそ理解すべき感染症という「現象」
新型コロナウイルスの集団感染が発生した客船、ダイヤモンドプリンセス号に乗り込み(一日で追放)、船内の状況を告発した岩田健太郎医師。その名著『感染症は実在しない』(2009年)を新書化。 ウイルスを見て、患者と病気を見ようとしない日本の医療を糺し、検査や薬の効果への認識のあり方が感染症という現象を生み、パニックにつながることを諭す。結核やインフルエンザなどの感染症も例に、「病気と病気でない人の間」で戸惑う人々に喝!そして正しい理解と知識によって不安からサバイブする道を示す。
商品情報
書名(カナ) | カンセンショウハジツザイシナイ |
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判型 | 新書判 |
ページ数 | 320ページ |
ジャンル | 医療 |
ISBN | 978-4-7976-8052-2 |
Cコード | C0247 |
刷数 | 第2刷 |
著者略歴

医師。神戸大学医学研究科感染症内科教授。1971年、島根県生まれ。島根医科大学(現・島根大学)卒業。沖縄県立中部病院研修医、セントルークス・ルーズベルト病院内科研修医を経て、ベス・イスラエル・メディカルセンター感染症フェローとなる。03年に中国へ渡り北京インターナショナルSOSクリニックで勤務。04年、帰国。08年より神戸大学。
目次
1 感染症は実在するか
2 病院の検査は完璧か
3 感染症という現象
4 なぜ治療するのか
5 新型インフルエンザも実在しない
6 他の感染症も実在しない
7 メタボ、がん感染症じゃない病気も実在しない
8 関心相関的に考える
9 科学的に、本当に科学的に考えてみる
10 医者は総じて恣意的な存在 11価値交換としての医療の価値
お知らせ
- 6月11日 朝日新聞に半5段広告を掲出いたします。 2020年06月10日
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特別企画 コロナブルーを乗り越える本
各界の読み手が今読むべき本をセレクト 2020年04月10日