
ぼくがアメリカ人をやめたワケ
¥1,800(本体)+税
発売日:2020年11月26日
青年は「世界最高にして最強の国アメリカ」をなぜ捨てたのか?
最も豊かだった時代のアメリカに育ち、ソ連、東欧を経て、日本に辿りつき、ついには国籍を捨てオーストラリア人になった作家の回顧録。
・ホロコーストから逃げ延びたユダヤ人を祖先にもつ家族のルーツ
・ケネディ時代からトランプに至るアメリカの真実
・ベトナム戦争の反省をいまだにしないアメリカ人
・トランプのような指導者は常にアメリカには存在してきた
・60年代から現在まで50年にわたる日本と日本人
・70年代から現代にいたるオーストラリアとオーストラリア人
などをテーマに宮沢賢治、石川啄木への熱い想い、井上ひさし、アンジェイ・ワイダ、大島渚、坂本龍一たちとのエピソードを交え、ドラマチックな世界が語られる。
商品情報
書名(カナ) | ボクガアメリカジンヲヤメタワケ |
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判型 | 四六判 |
ページ数 | 320ページ |
ジャンル | ノンフィクション |
ISBN | 978-4-7976-7393-7 |
Cコード | 0095 |
著者略歴

作家、翻訳家、演出家、映画監督。東京工業大学名誉教授。1944年、ニューヨーク生まれ。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)を卒業後、65年ハーバード大学大学院に入学、ロシア地域研究所で修士号を取得。67年に初来日。76年オーストラリア国籍取得。映画『STAR SAND―星砂物語―』(2017)では監督を務める。『もし、日本という国がなかったら』(集英社インターナショナル)、『驚くべき日本語』(集英社文庫)など著書多数。
翻訳家。兵庫県出身。大阪大学人間科学部卒業。訳書に、ロバート・M・サポルスキー『サルなりに思い出す事など―神経科学者がヒヒと暮らした奇天烈な日々』(みすず書房)、ネイトー・トンプソン『文化戦争―やわらかいプロパガンダがあなたを支配する』(春秋社)などがある。
お知らせ
- 『ぼくがアメリカ人をやめたワケ』メディア掲載情報 2021年02月08日
- 『ぼくがアメリカ人をやめたワケ』著者インタビューが週刊文春に掲載されました。 2020年12月22日