大好評WEB連載! 町山智浩さんの深読みシネ・ガイド
「なぜ『フォレスト・ガンプ』は怖いのか─映画に隠されたアメリカの真実─」第6回目、本日アップしました。
今回取り上げられたのは1962年制作のサスペンス映画『影なき狙撃者』。
原題は「The Manchurian Candidate」で、直訳すれば「満州の候補者」ですね。
これが、なんで「影なき狙撃者」という邦題になっちゃうのか、ということについては、観てのお楽しみ。
幸いDVDソフトが発売中ですから、ぜひご覧あれ。
サスペンス映画として、ほんとに面白いと担当も思いました。
この作品の大きな素材の一つとなっているのが「アカ狩り」。
1950年代前半にアメリカで吹き荒れたマッカーシズムのことですね。
アカ狩りをモチーフにした映画は、ダスティン・ホフマン主演のヒット作『マラソンマン』をはじめ、たくさんあります。
それだけ、アメリカ人の心を動揺させるテーマということでしょう。
政治的にも文化的にもアメリカ現代史の一つの汚点と見られがちなこのマッカーシズムの意外な側面を、町山さんは鋭く指摘していきます。
なぜ「満州の候補者」というタイトルが今でも意味を持つのか、そのわけが明かされるのです。
今回の記事にも書かれていますが、この作品は2004年にリメイクされ『クライシス・オブ・アメリカ』というタイトルで日本でも公開されました。
ちなみに、その原題もオリジナル作品と同じく「The Manchurian Candidate」。
オリジナルと観比べてみるのもいいかもしれませんよ。
担当HRT
