すでに3月25日付けの本ブログでも告知しておりましたが、いよいよ弊社では、
4月26日刊行予定の
『出世力』 尾崎弘之著
~なぜあなたの「頑張り」が認められないのか~
において、PDFリーダーを用いて、新刊書の「立ち読み」ができるサービスの試みを開始することになりました。
正式のアップロード時期は未定ですが、来週前半をめどに同書の1~3章の本文データを弊社サイト上にて公開します。
詳しくは下記のニュースリリースをご参考にしていただければ幸いですが、日本の出版界をめぐる環境の激変の中、
「買いたい本があっても、中身がどんな本か分からないのでは注文のしようがない」
とお嘆きの読者のみなさまに対して、書籍の冒頭から3分の1~2分の1程度を無償公開することによって、購入の判断材料に供しようというものです。
本書は電子出版の形態ではなく、あくまでも「紙の本」として販売します。
「立ち読みデータ」をお読みになって興味をお持ちになったら、リアル書店、ネット書店でお買い求めいただきたい、そう考えております。
「なんだ電子出版じゃないのか」とお思いの方も多いでしょう。
たしかに、電子出版は今後の出版のあり方を根底から変えるインパクトを持ったもの、と弊社も認識しております。
しかしながら、電子出版の普及にいたるまでには、まだまだ解決せねばならない問題が多数あります。
もちろん、それらの諸問題はやがて解決されるでしょう。
しかし、その解決に至るまでの時間をじっとしていることは許されません。
すでに多くの方が指摘しているように、書店数の減少、出版点数の増大、初刷部数の低下など、現在の出版界は多くの問題を抱えています。
そして、そうした状況の中で読者の方に不便をおかけしている面も多々あることを深刻な課題として痛感しております。
そこで、これらの諸問題に対する
「現時点における一つの現実的回答」
として、このサービスを試行してみようと考えるに至りました。
もちろん、このサービスですべてが解決されるわけではありません。
しかしながら、少しでも多くの読者の方のニーズに沿うべく、今後とも弊社としては微力ではありますが、さまざまな努力をしていきたいと思います。
はてさて、この試みがうまく行きますかどうか、私どもにももちろんその答えは未知数でございますが、どうかよろしくお引き立てのほど、お願い申し上げます。
※なお、新刊『出世力』に関する特設ページはまもなく公開の予定です。書籍の内容については、しばしお待ちくださいませ。
はじめまして。twitterから来た者です。
電子書籍なら個人で手軽に本が出せる時代になりましたが、「商品」として採算がとれるかとなると甚だ疑問ですね。お手軽なケータイ小説は別として、PCのモニターで本格的に読書をする習慣は、日本ではまだ根付いてないように思われます。
私も実験的に小説を電子出版し幾つかの電子書店サイトに登録してみましたが、殆ど売れていないというのが実情です。
その点、従来の紙書籍媒体と組み合わせ「電子書籍による一部先行公開」という試みは大変興味深いです。気になる新刊があっても、本屋さんの店頭で長々立ち読みするのは人目を憚りますからね(笑)。
はじめまして、Life is beautifulというブログを書いている中島と申します。今回の試み、すばらしいと思います。最近、iPad向けのPDFリーダーCloudReadersというものを作っていますが、それを通じてインプレスさんの書籍のサンプルPDFを配布させていただいています(リーダーからアクセス可能な「クラウド本棚」に置いてあります)。もし似たような形でご協力できることがあれば喜んでいたしますので、ご連絡ください。