インターナショナル新書『縄文探検隊の記録』が発売になりました。
本書は、1万年も続いた縄文人の暮らしと世界観を探った対談形式の読み物です(専門家をゲストに呼んでいる章もあります)。
著者は、日本の神々のルーツを縄文に求める作家の夢枕獏さんと、縄文は真のユートピアだったと断言する考古学者の岡村道雄さんです。
今年は、トーハクの縄文展に30万人もの人が訪れ、縄文は多くのメディアで取り上げられました。
縄文人に対する私たちのイメージも、原始的なものから、より高度な知識をもったものへと、変化したのではないでしょうか。
本書を読めば、縄文のイメージがさらに広がります。
そのいくつかを披露しましょう。
●私たちが冬によく食べる鍋料理のルーツは縄文!
鍋だと栄養を無駄なく摂取できます。
●竪穴住居は、普通の再現遺跡では茅ぶきだが、九州以北の竪穴住居は土屋根
これだと、夏涼しくて、冬暖かい。
●縄文の漆は、大陸の漆文化より高度な技術をもっている
今の日本の漆芸の源流は縄文にあります。
●天然のアスファルトは、やじりなどを固定する接着剤として利用していた
●空海は、縄文的な精神性を肯定する新しいロジックを、情報先進国の唐から持ち込もうとした
いかがでしょう。
縄文のイメージがさらに広がりませんか?

夢枕獏・岡村道雄=著、かくまつとむ=構成『縄文探検隊の記録』、ぜひ書店で手にとってご覧ください。
担当:ま
