「人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!」の単行本、第2集が発売中です!

日本人の名字は、10万種類以上もあるそうで、これは、世界的に見ても、とても種類が多いそうです。
さらに特徴的なのは、その10万種類の名字のうち、上位の1万種類だけで日本人全体の9割をカバーすること。つまり、日本人全体の1割の中に、9万種類以上の名字が存在するということのようです。レア名字=珍名さんが、ものすごく多いという印象を与えるのは、このためのようです。

お待たせしました! NHKテレビの人気番組「人名探究バラエティー 日本人のおなまえっ!」の単行本、第2集の登場です。

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今回登場するお名前は、「佐藤さん」「高橋さん」「あべさん」、さらにあっと驚くような「レア名字」、「動物がつく名字」に「強そうな名字」です。
「佐藤さん」は、現在日本で最も多い名字、総勢200万人と言われている、まさに「キング・オブ・名字」です。特に、東日本、東北地方に多いそうです。
秋田県の鳥海町は、なんと、人口の3割が「佐藤さん」! 番組で取材に行った町の様子も、本書の中に収録されています。
また、ランキング3位の「高橋さん」、23位の「あべさん」(阿倍、阿部、安倍、安部……と、いろいろな書き方があります)のルーツを探ります。
また、信じられないような珍名さん、レア名字はなぜこんなに多いのか? その謎にも迫ります。
さらに、「馬」「熊」「猪」などをはじめとする動物がつく「動物名字」も多種多様に存在します。「鶴」「鵜」などの鳥類、「蟻」「蚊」などの昆虫、「鯵」「鰯」などの魚類に「海老」「亀」「蟹」など甲殻類など、なぜ、名字に動物がつくのか。
そして、「剛力」「鬼」「黒武者」……などの強そうな名字は、どこからきたのか……?
普段、何気なく使っているそれぞれの人名には、私たちの先祖からのメッセージが込められています。
番組を見ている方も、見ていない方も楽しめる本書。読めば思わず誰かに語りたくなる面白い知識がいっぱいです。第1集とあわせて、ぜひお楽しみください!