世界中の映画祭で喝采を浴びたドキュメンタリー映画『選挙』や『精神』をご存じでしょうか?
映画作家・想田和弘さんが「観察映画」と呼ぶユニークな手法で撮った作品です。
その「観察映画」の作り方と哲学を通じて、読者に新たな「世界の見方」のヒントを提示したい――。
本書『カメラを持て、町へ出よう 「観察映画」論』はこのような意図で作られました。
ドキュメンタリー映画のハウツーにとどまりません。
文章や映像などさまざまな表現分野に携わっている人、メディアの見方を鍛えたい人は、必ず目を見開かされる内容です。
想田さんは次のように書いています。
「本書で論じているのは僕自身の極私的な方法論ですが、特殊なものを深く掘り下げて行くと、普遍的な地平が開けることがあります。『観察映画』を作るときには、まさに僕はそれを狙っているのですが、本書の狙いも同じです。つまり、僕なりの方法論―世界をどう観て、どう受け止め、どう生きるか、を深く追究することによって、読者の皆さんそれぞれが『世界をどう観て、どう受け止め、どう生きるか』について考えるきっかけにしていただきたいのです。」
論客としても知られる著者の独自の方法論が、いま解き明かされます。
ちょうど本書の刊行直前、嬉しいニュースも舞い込んできました。
想田さんの新作映画『牡蠣工場』(2015年・東風配給)がロカルノ国際映画祭への正式招待に決まったのです!
日本での公開時期は未定ですが、こちらも楽しみです。
『カメラを持て、町へ出よう 「観察映画」論』は7月24日(金)発売です。
ぜひ、ご一読を!
担当:ま
▽「牡蠣工場」公式サイト(英文)
http://www.oysterfactory.net/
▽知のトレッキング叢書
http://www.shueisha-int.co.jp/chi-tre
