推薦コメント

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こだわり(執着)とこだわらない(無執着)がまじわるところからどんな発想が生まれるでしょう?
小池龍之介(正現寺・月読寺住職)

スティーヴ・ジョブズが禅の影響をかなり受けていたことはよく書かれますが、一見単純なようでも意外なほど深いところまで掘り下げてあるこの漫画で、彼と禅のやはり複雑な関係がよく見えてきます。私のようなジョブズ・ファンなら興味を持つはずです。
ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

スティーブ・ジョブズと日本の禅のあいだにこんなに深い関わりがあったなんて驚きです。でも「ドグマに囚われるな」というジョブズの哲学は深いところで禅の精神と通じているのでしょう。いっさいの無駄を排した本書のグラフィックも、まるで達人の剣の動きのようで、禅とジョブズのめざす単純さを示唆していると思いました。
中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)

アップル製品に触れていると禅の瞑想をしているような心地よさを味わえる。それはジョブズが禅の実践者だったからだ。彼の禅的体験を追体験させてくれる貴重な一冊。
篠宮龍三(プロ・フリーダイバー)

この本自体が、禅における公案、つまり重要なレッスンにつながるパズルとなっている。大変楽しく読めたので、ジョブズ氏の仕事と思想に禅が与えた影響を知ることができる一冊としておすすめしたい。
マイケル・ベナブル『Wired』誌

完璧さを求めるあまり、結局ジョブズは「あるがままでいい」という禅の思想を会得することはできなかった。だが、少なくとも彼のデザインにはそれが活かされた。
担当編集者NS

『kotoba』2012年春号(3月6日発売)から、乙川弘文老師の評伝の連載が始まります(著者は、本書訳者の柳田由紀子さん)。冒頭、乙川老師の訃報を聞かされたジョブズがしばらくの間さめざめと泣いていたという記述があり、少しほろりとさせられます。
担当編集者TK