【本書の目次より】

1章 なぜ、「石の上にも三年」なのか
成功する起業、失敗する起業/失敗は若者の特権である/真面目な若者、賢い若者ほど会社を辞めるのはなぜか/なぜ、新入社員研修は実りが少ないのか/「仕事」を学ぶ機会に恵まれない現代/出世とは自由への道である/下積み時代にこそ、明日へのチャンスがある
2章 評価なくして出世なし
どんな仕事にも「評価」が伴う/なぜ、世間の「出世本」は役に立たないか/ゴマすりでは出世はできないわけ/「空気を読む」だけでは続かない/出世競争とはマラソンである/派遣社員問題の本質はどこにあるか
3章 結果と成果の違いとは
締め切りのない仕事は重要ではない/なぜ日本サッカーは「成果」を出せないのか/議論が先か行動が先か?/明日は就活の面接、さてどうする?/成果主義ははたして悪か?/「継続は力なり」はどこでも真理である/「努力が大事」と考える危険
4章 変化と成長を意識せよ
守るか、攻めるか/なぜ、ルーティンに埋没してはいけないのか/どうすれば、ポジティブな変化を遂げることができるのか?/世間では通用しない「世界に一つだけの花」
5章 目的と目標をリンクさせる
強い組織にはビジョンがある/大きな目標は小さな目標の積み重ねで達成される/人生の目的と仕事の目標をリンクさせる必要性/上司の指示が悪いことを嘆くのは無意味である/なぜ、長嶋茂雄氏はミスター・ベースボールになれたのか
6章 誤解と錯覚を避けるには
出世を妨げる「思考のクセ」/視点変更のテクニック/学生たちはなぜイチロー型に否定的なのか/「無駄働き」にも価値がある/ゆとり教育世代と呼ばれて/偏見にも使い道がある/リスクを避けて成長はできない/ミスは悪くない。問題はミスを繰りかえすことだ
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【著者プロフィール】
尾崎弘之(おざき・ひろゆき)
1960年福岡市生まれ。現在、東京工科大学大学院教授。博士(学術)。東京大学法学部卒業後、野村證券に入社。その後、モルガン・スタンレー証券、ゴールドマン・サックス投信執行役員を歴任し、ベンチャー業界に転身。SBIホールディングス、ディナベック(バイオベンチャー)取締役などを経て、05年から現職。90年ニューヨーク大学大学院修了(MBA)、05年早稲田大学大学院博士後期課程修了。専門分野は環境ビジネス、バイオビジネス、ベンチャー経営、金融市場論。主な著書に『次世代環境ビジネス』『投資銀行は本当に死んだのか』(いずれも日本経済新聞出版社)、『バイオベンチャー経営論』(丸善)など。
著者HP:http://hiroyukiozaki.jp

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