町山智浩ウェブ連載「町山智浩の深読みシネ・ガイド」

2012年以来、みなさまにご愛読いただきました「町山智浩の深読みシネ・ガイド」ですが、このたび、同連載を収録した単行本が発行されるにあたり、掲載終了となりましたのでここに謹んでお知らせいたします。ご愛読に重ねて感謝申し上げます。

最も危険なアメリカ映画
~『國民の創生』から『バック・トゥ・ザ・フューチャー』まで


町山智浩著
四六判ソフトカバー 本体 1,200円+税
発行:集英社インターナショナル(発売:集英社)




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暴走するアメリカ民主主義
──その「原型」はハリウッド映画の中にあった!


「トランプ現象」は突然起きたものではない。
それは言うなればアメリカ建国のときからの「病巣」であり、
それを誰よりも鋭く見抜いていたのが映画人たちだったのだ!

いま、映画を語らせれば右に出る者はいない町山智浩が
その蘊奥を尽くして語る「映画から見たアメリカの病理」。
その深層に触れたとき、あなたはきっと戦慄する!



《本書の目次より》
  • 人種差別に火を付けた「史上最悪の名画」◆『國民の創生』
  • 「アメリカの大義」に利用された人々◆『滅びゆく民族』
  • ディズニー・アニメが東京大空襲を招いた?◆『空軍力の勝利』
  • 封印された「戦場の英雄たち」◆『光あれ』
  • スプラッシュ・マウンテンは「奴隷制」の世界だった?◆『南部の唄』&『クーンスキン』
  • アメリカ・ショー・ビジネス史の汚点とは◆『バンブーズルド』
  • 黒人教会爆破事件から始まった大行進◆『4リトル・ガールス』
  • 石油ビジネスがもたらした「狂信」◆『エルマー・ガントリー』&『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』
  • アメリカン・ドリームに踊らされる人々◆『何がサミーを走らせるのか』
  • かくして「民意」は捏造される◆『群衆』
  • リバタリアンたちは今日も「アイン・ランド」を読む◆『摩天楼』
  • メディアと広告代理店と政治のトライアングル◆『群衆の中の一つの顔』
  • 今も続くマッカーシズムの呪い◆『影なき狙撃者』
  • 独裁者は民衆の喝采から生まれる◆『オール・ザ・キングスメン』
  • インディの帝王が命懸けで撮った「最も危険な映画」◆『侵入者』
  • こうして歴史は改変される◆『フォレスト・ガンプ』&『バック・トゥ・ザ・フューチャー』