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『グリーン・ゾーン』ラジブ・チャンドラセカラン・著/德川家広・訳 2010年2月26日発売

あらすじ

2003年フセイン政権崩壊後、連合国暫定当局(CPA)の統治下でイラクの復興作業が始まった。米国スタッフたちは、かつてフセイン大統領の宮殿のあったグリーン・ゾーンと呼ばれる豪華なエリアで、その陣頭指揮をとった。
著者は、多くのインタビューや内部資料を駆使しながら、イラクへの政権委譲までその現場で何が起こっていたのか、なぜ米国の統治政策はことごとく失敗したのかを描き出す。ブラックコメディ? 否、これは正真正銘の現実を活写した衝撃のノンフィクションだ。
この作品にインスパイアされたポール・グリーングラス監督(『ボーン・アイデンティティ』)とマット・デイモン主演の最強タッグで映画化。 5月14日(金)日本公開!

著者・訳者 プロフィール

【著者】
ラジブ・チャンドラセカラン
1973年、米国カリフォルニア生まれ、スタンフォード大学(政治学)卒業。1994年『ワシントン・ポスト』に入り、カイロ、東南アジア支局を経て、2001年9・11以降、アフガニスタンの取材チームに参加。2003年4月から2004年10月までバグダード支局長としてアメリカのイラク占領を報道した。本書により、優れたノンフィクションに与えられる「サミュエル・ジョンソン賞」(2007年)を受賞。現在、ワシントンD.C.在住。

【訳者】
徳川家広(とくがわ・いえひろ)
翻訳家、政治・経済評論家。
1965年、東京都生まれ。慶応義塾大学経済学部卒業後、米ミシガン大学大学院で経済学修士号を取得。
国連食糧農業機関(FAO)のローマ本部、ベトナム支部に勤務した後、米コロンビア大学大学院で政治学修士号を取得。

コメント

●池澤夏樹氏絶賛!
「アメリカはイラクを壊した。
すべての失敗は検証に値するが、それにしてもこの失敗の惨状は何だろう?
詳細なレポートがアメリカ人の無知と、善意と、傲慢の結果を明らかにする。」
──池澤夏樹(作家)


●本書解説より
ブッシュ政権は、イラクで実際に起きていることに目を閉ざし耳を塞いで、どこか別世界の、想像上の「イラク」を思い浮かべて、そこで米軍が成功していると信じ込もうとした。悪い夢、と忘れ去る前に、別世界ではないイラクに何が起こっていたのか、改めて目を向けない限り、再び失敗を繰り返すことは、防げない。
──酒井啓子(東京外大・大学院教授)

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