2017年1月12日(木)、インターナショナル新書、一挙5冊で創刊!

2016年12月14日

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池澤夏樹『知の仕事術』


集英社インターナショナルは、2017年1月12日に「インターナショナル新書」を創刊します。

9.11、3.11を経て、英国のEU離脱、アメリカ大統領選……。

今まで当たり前とされていたあらゆる枠組み ―― 社会制度、政治体制、経済理論、科学やジャーナリズム ―― に対して懐疑の目が向けられています。

そんな時代の荒波に向けて、インターナショナル新書は創刊します。


編集方針は以下の通りです。

●世界を単一化しようとするグローバリズムに抗し、多様な価値観が共存するインターナショナルな視点を尊重する。

●哲学、思想、政治、経済、科学、芸術、エンターテインメント……。幅広いジャンルに目を配りながら、常に「いま」直面している問題の本質、核心に迫る。

●今までの常識や価値観、イデオロギーにとらわれることなく、来たるべき時代の「知の可能性」を追い求める。


創刊ラインナップ5冊も、上記の編集方針に沿って選びました。

池澤夏樹『知の仕事術』は、小説、書評、翻訳、さらには『日本文学全集』の編集なども手がけ、多忙をきわめる作家が初めて仕事のノウハウを公開しました。『思考の整理学』『知的生産の技術』のような啓蒙書のスタンダードとなる本です。

池田清彦『進化論の最前線』は、ファーブルによるダーウィン進化論批判をはじめ、現在のネオダーウィニズムでは進化について解明できていない問題がたくさんあることを明らかにしています。iPS 細胞、ゲノム編集など最先端の研究から進化論を論じます。

岩下尚史『大人のお作法』は、『芸者論』(和辻哲郎文化賞受賞)の筆者が、男たちに大人としてふるまう作法を伝授します。芸者遊び、宴会、歌舞伎観劇、男の身だしなみなど、遊びにそれなりの時間とお金をかける大切さを説きます。

福岡伸一『生命科学の静かなる革命』は、25 人のノーベル賞受賞者を輩出したロックフェラー大学の教授たちに同大学の客員教授でもある福岡伸一がインタビュー、生命科学の本質に迫りました。ベストセラー『生物と無生物のあいだ』の執筆後の新発見も紹介しています。

町山智浩『映画と本の意外な関係!』では、町山智浩が映画に登場した本や台詞に秘められた思想を探り、アメリカ社会の深層をあぶり出します。『最も危険なアメリカ映画』(弊社刊)に続き、町山映画論の新境地とでもいうべき新書です。
2月以降、毎偶数月の7日がインターナショナル新書の発売日となります。

詳細は随時、当ブログや集英社インターナショナルTwitterでもご案内していきます。


インターナショナル新書のカバーは、鮮やかな赤色をベースに、1冊ごとに異なる大理石(マーブル)の紋様を入れました。

それぞれが独立しながら、全体でひとつの統一感をもつ装幀によって、多様な価値観が共存する「インターナショナルな視点」を表しています。

この混迷の時代にあえて創刊するインターナショナル新書、お読みいただけましたら幸いです。

インターナショナル新書編集部 部長T

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