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「kotoba コトバ」新装刊号(2017年秋号)発売のお知らせ

2017年9月5日

9月6日(水)、集英社クオータリー「kotoba」2017年秋号が発売されます。



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おかげさまで弊紙は今号で創刊7周年を迎えることができました。これを機に、読者をさらに深い読書体験に誘いたい、それができる新しい雑誌をつくりたい、という決意を新たにしました。

kotobaは、タイトルロゴ、デザイン、用紙に至るまで一新し、新装刊号として再出発します。新たにアートディレクションをお願いした峯崎ノリテルさんは、風呂に入るとシャンプー裏の説明書きまで読んでしまうという活字中毒=読書好きです。峯崎さんと二人でスタジオというデザイン会社を立ち上げた正能幸介さんも連載ひとつひとつのタイトルロゴを何回もつくり直してくれました。


読書家の人たちが常に書棚に置きたくなるような季刊誌でありたい。その思いを込め、特集は「わが理想の本棚」としました。作家、研究者、書評家、書店の方々など、いわば本のプロフェッショナルたちに、ずっと手元に置いておきたくなるような、こだわりの本を選んでいただきました。

今まで明かすことのなかった、少年から青年時代にかけての愛読書10冊を挙げてくださった池上彰さん。海を渡った日本人たちを描いた、とっておきの10冊を選んでくださった池澤夏樹さん、自身をアフリカに、そして霊長類学・人類学に導いた本を自らの半生と重ね合わせた山極寿一さん、「捨てる女」が最後まで捨てられない10冊、という編集部のリクエストに応えてくれた内澤旬子さん、古今東西のミステリー独立短編集を選んでくださった米澤穂信さん・・・・・・。まだまだ続きますが、それぞれ考え抜いた「理想の本棚」を皆さんにつくっていただきました。10冊のリストが届くたびに、編集部でも、こんな面白そうな本があったのか、と驚きの声が上がりました。

保証します。きっとあなたが読みたくなる本が見つかるはずです。


編集部の机の上は、それぞれの方が選んだ本の山がいくつもできました。中でも、豊崎由美さんが選んだ分厚いメガノベル10冊の巨大な山は、あたりの風景を圧倒し、編集者たちの読書欲をかきたてています。


「読むと書店に行きたくなる」、それが新装刊号のキャッチフレーズです。
読みどころ満載のkotoba新装刊号、ぜひお近くの書店で手に取ってみてください。



「kotoba」編集長 田中伊織