‘2019年発売’ カテゴリーのアーカイブ

『三河吉田藩・お国入り道中記』 読者からの質問にお答えします!

2019年4月19日

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好評発売中の『三河吉田藩・お国入り道中記』、読者からの質問にお答えします!


Q:若様こと、松平信宝(のぶとみ)の肖像画は残っているのでしょうか?
ウィキペディアを見たら載っていなかったのですが、地元の資料館等にはあったりするので、ひょっとしてあるのかなと。庄内の酒井忠徳も、ウィキペディアには肖像画が出てなかったのですが、藩校 に行ったら展示されていたもので……。

A:信宝の肖像画は、残念ながら残っておりません。
松平伊豆守家自体、歴代の肖像画は作成していなかったようです。
ただし、最後の藩主信古は自画像・写真・木像があります。(By筆者)



Q:馬の数え方の単位は「頭」だと思うのですが、なぜ「匹」を使っているのですか? 競馬ファンなのでちょっと気になりました。

A:今回使用した古文書では馬を数える単位に「疋(ひき)」という文字が使われています。疋は匹と同じです。2つで1組になるものの意味ですが、家畜や鳥を数える単位になったのは、馬の尻が左右2つにわかれてペアをなしていることから、馬の尻を見てその数を1匹、2匹と数えたことからと言われています。一方、「頭」という単位は、早くても明治末期、英語で“head”を使うことから広まったとされ、大型の家畜に「頭」を使うのは最近のことです。本書では、古文書とその時代背景を尊重して「匹」を採用しました。(By編集担当)



ご質問やご意見、ご感想等、ぜひお聞かせください!

担当T

「参勤交代のリアル」を再現した『三河吉田藩・お国入り道中記』好評発売中!

2019年4月9日


『三河吉田藩・お国入り道中記』好評発売中です!

昨日、本書へのうれしい感想をいただきました。

‟この本、お世辞抜きで、本当におもしろいです!
こういうリアルな参勤交代裏話がずっと読みたかったんです!

若君の大人になってから水野をやり込めるエピソードもすかっとしますが、「おとなしくするからお餅焼いて」という幼少時の話もすごくかわいくて、ツボでした。“

(ちなみに、編集担当Tはこの方と面識はありません。あとがきにある私の名前を見て、感想をお送りくださいました。ヨーカドーに入っている書店さんでご購入されたそうです。)


先日、豊橋での著者取材の際にも、記者の方が「お餅の話が可愛くてグッときた」とおっしゃってました。

読者の心をつかんでいるらしいお餅の話とは……。
本書の主人公は2人。若殿様の松平信宝(のぶとみ)と藩の目付の大嶋左源太(さげんた)。
左源太は、信宝が幼いころ教育係をつとめていました。
その時のものでしょうか、
左源太の子孫のお宅には、信宝が6、7歳ごろ書いた左源太あての手紙が残されています。

「左源太や おとなしくするから かちんおやいてくれろよ」
(左源太や おとなしくするから お餅をやいておくれ)

いたずらでもして叱られたのか、しょんぼりしながらも餅を焼いてくれと左源太に甘えてくる若殿の可愛らしい姿が目に浮かんできませんか?

omochi

本書P21より


この話の元となった古文書が現在、豊橋市美術博物館で公開されています。
(「吉田藩の家臣たち」2F常設展示室にて。~5月19日まで)

現物をご覧になりたい方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

担当T


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『三河吉田藩・お国入り道中記』刊行記念講演会を開催します!

2019年4月8日

『三河吉田藩・お国入り道中記』の刊行を記念して、著者の久住祐一郎さんの講演会を開催いたします。


日時:2019年 4月28日(日)14:00〜

場所:カリオンビル4階中会議室(豊橋市民センター)


▼詳細・お申し込みは精文館書店ホームページをご覧ください。
http://www.seibunkan.co.jp/event.php#20190301133000
※【満員御礼】本イベントは定員に達したため予約を締め切りました。(4/19)


『三河吉田藩・お国入り道中記』好評発売中!

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池澤夏樹著『科学する心』刊行記念イベントを開催いたします。

2019年4月8日

『科学する心』の刊行を記念して、著者の池澤夏樹さんと、文筆家 吉川浩満さんのトークイベントを開催いたします。


日時:2019年 4月25日(木)19:00〜(開場18:30)

場所:三省堂書店 西武池袋本店 別館8階

▼詳細・お申し込みは三省堂書店ホームページをご確認ください。
http://ikebukuro.books-sanseido.co.jp/events/4315


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おくらが深い! ―『くらもち花伝』番外編3

2019年3月25日

くらもちふさこさん初の自伝&秘伝の書『くらもち花伝 メガネさんのひとりごと』好評発売中!

番外編につづき、本書に掲載できなかったコンテンツを紹介します。


くらもち花伝HP



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『ふつーですよ&サンシャイン水族館』

『千花ちゃんちはふつう』のラストシーンは、まったく普通ではない千花ちゃん一家が集合して記念写真を撮影し、カイが「ふつーですよ」と言って終わる。次の長編『海の天辺』も、最初に4巻分の表紙イラスト(サンシャイン水族館)を描きおろし、分割して使用するというアクロバティックな装丁で、4巻目のラストに、河野がカバードンピシャの構図でプロポーズする。

まるで最初からすべて「想定通り」と言わんばかりの見事な展開ですが、実は、最初からエンディングを決めていた訳ではなく、物語の終わりが近づいて来ると「アレ、使えるか?」と思いはじめるんだそう。くらもち先生曰く「神様が最後働きはじめるんです」とのこと。



『線路を渡る、薬を受け取る』

くらもち先生にとって描くことは「記憶の保存」でもあるそうで、作中のエピソードには先生ご自身の印象的な体験がちりばめられています。

例えば『天然コケッコー』ではそよたちが丘を越え、線路を越えて海に向かうシーン、大沢が町まで母親のぜんそくの薬をもらいに行くシーン、それぞれがくらもち先生ご自身のちいさな思い出なんですって。



『君を好きになりました』

『駅から5分』で、雛に片思いする櫻井が意を決して告白する「episode17」は、雑誌掲載時と単行本で大幅に構成と構図が変更されています。くらもち先生曰く「雑誌になってから読んだら、インパクトに欠ける?と思い……その時浮かんだのが修正後の構図です。全体的に雛の冷たさが増しています。単行本になる際に大きく変えるのは、ホントは掟破りなのですが……描いている時はまったく気づかず、本になると見えてくることがあるのです……」とのこと。

こうした修正以外にも、文庫版でさりげなくエピソードが加えられている『天然コケッコー』や、コミックスと文庫で収録順が異なる『α』『+α』など、くらもち作品ではバージョンごとに宝探し気分で違いを楽しむという遊びも可能です。



『プッパプッパパッ…』(吹奏楽部が演奏する音)

『駅から5分』のepisode18(3巻最終話)では、それまでのepisodeで登場した人々の声や音(+ちょっとした謎解き)が、ひとつのシーンの中にさまざまな書体で登場します。これ実は『花に染む』の巻末に収録されている方の「駅から5分 Last episode」で使おうと思っていたアイデアでもあったそう。

Last episodeを描く際に「アッ!(使ってしまった)」と思ったくらもち先生は、新たな表現でキャラクターたちが交錯するエンディングを編み出しています。


(文=花田身知子)

おくらが深い! ―『くらもち花伝』番外編2

2019年3月14日

漫画家・くらもちふさこさん初の自伝&秘伝の書『くらもち花伝 メガネさんのひとりごと』好評発売中です!

前回につづき、『くらもち花伝』番外編、どうぞお楽しみください。

くらもち花伝HP



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『麻子はシチューが得意ですのお母さん』

『いつもポケットにショパン』で、麻子の母・愛子は、ピアノの公開レッスンで「キャベツのせんぎりをおもいだして」と女の子に指導します。彼女の母親は、包丁を使って指にけがをしたら……と言いますが、愛子は「皆とわかりあうためには皆と同じ生活が必要です」と説きます。

そこで登場するのが 「麻子はシチューが得意です」 という名言。今まで甘やかされなかったのは、母の娘に対する愛情だと気づき、麻子は母親に対するわだかまりが急速に溶けていきます。

ちなみにこの「シチューが得意です」と説明する時のお母様の極上の笑顔は、くらもち先生曰く「むしろ、よそゆきの顔」というイメージだそう。愛子はそれまでわざと麻子に冷たく当たっていたわけではなく、家族だから遠慮がないだけ。麻子のお母さんだけあって、ちょっと不器用なところもあるのだとか。麻子自身も、近しい関係の相手にこそ喜怒哀楽の感情を素直にぶつけています。ホントの親子って、そんなもんですよね。



『代官山の街並みとピアノ』

『いつもポケットにショパン』で、麻子と季晋がピアノ教室に通う情景は、くらもち先生が小学2年生で駒込に移る前の社宅のアパートがあった代官山付近の街並み。先生が住んでいたアパートの裏手は、電電公社があったことをよく覚えているそう。麻子のように、くらもち先生自身も幼い頃はお母さまに連れられ、銀座までピアノを習いに行っていたそう。

ちなみにピアノは、高校3年生で大学受験が忙しくなるまで続けていたという。ピアノが大好きだったことがうかがわれます。



『洋式トイレとセルロイドのドア』

本書にも記載されている通り、小さい頃からトイレで思いを巡らせるクセがあったというくらもち先生。当時の想像が元になって、短編『セルロイドのドア』が誕生します。

この「トイレで色々考えるクセ」は、小学2年生で引っ越した駒込のアパートで出会う「洋式トイレ」がきっかけ。当時、洋式トイレは非常にめずらしい存在だったそうで、最初はどう使うのか戸惑ったという(当時8歳)。でも慣れるとヒジョーにラクちん。その自由さから、想像が広がり、まんがの糧になっていったのだとすると……設計者の方に感謝しなければなりませんね。


(文=花田身知子)


・おくらが深い! ―『くらもち花伝』番外編1



おくらが深い! ―『くらもち花伝』番外編1

2019年3月13日

漫画家・くらもちふさこさん初の自伝&秘伝の書『くらもち花伝 メガネさんのひとりごと』好評発売中です!

公式Twitter(@kuramochikaden)でもご紹介していますが、当ブログでも、本書に掲載できなかったコンテンツを掲載していきたいと思います。

『くらもち花伝』番外編、どうぞお楽しみください。


くらもち花伝HP



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『受験前にも通った錦友館』

1972年、高校2年生でデビューを果たし、『ガラスの仮面』の作者である美内すずえ先生のアシスタントもつとめたくらもち先生。高校卒業後はそのまままんが家になるつもりでしたが、ご両親から「大学受験だけでも受けてほしい」と説得され、高校3年の夏休みごろから美大受験のためにデッサン系の塾通いもはじめます。それでも編集部への持ち込みとアシスタント作業は継続していたんだそう。

当時の「別冊マーガレット」編集部では、投稿者やデビューしたてのまんが家たちが、放課後制服のまま原稿を持ち込むのが「日常茶飯事」。だからもちろん、投稿者同士も顔見知り。気の合う仲間同士でおやつをいただいたり、おしゃべりすることもあったとか。

さらに、編集部から歩いてすぐの場所には、名だたる巨匠がその宿帳に名を連ねた伝説のカンヅメ旅館「錦友館」が……。中でも美内先生は「錦友館」の常連中の常連でした。くらもち先生は、学校から制服のまま錦友館へ直行し、美内先生の原稿をお手伝いしていたと言います。ちなみに挨拶は「ただいま」だったそう。

それでも美大に現役合格され、高校3年生の夏には読み切り作品が本誌に掲載されています。授業、塾、アシスタントに自分の原稿……なかなかハードな高校3年生ライフです。



『アトムとマーブルチョコレート』

くらもち先生小学1年生の冬、1963年の1月から『鉄腕アトム』のテレビ放送が始まります。それと同時に、番組をスポンサードした明治製菓は、鉄腕アトムのイラストがあしらわれたマーブルチョコレートを発売。番組の人気とともに、マーブルチョコレートも爆発的ヒットを飛ばします。

テレビっ子だったくらもち先生もアニメ『鉄腕アトム』に心を打たれ、その影響から「まんが雑誌」を定期購読するようになるのですが……。もちろんこの「マーブルチョコのシール」にも夢中になり、タンスに貼り付けて遊んでいたそう。さらにくらもち家には、このシール付きのタンスがいまだに保存されているのだとか。

コーラス1996年12月号に掲載された短編『パラパラ』では、子どもたちが東京タワーの模型を組み立て、夢の超特急・新幹線に心をときめかせながら、テレビのある生活にあこがれる様子が描かれています。なんだか当時のくらもち先生のような面影の女の子も登場しますよ。

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(文=花田身知子)


・おくらが深い! ―『くらもち花伝』番外編2

Twitterをフォロー&RTで『くらもち花伝』サイン本をプレゼント!

2019年3月12日

『くらもち花伝』公式Twitterをフォロー&RTで、『くらもち花伝』サイン本を3名様にプレゼントいたします。

発売日


【応募期間】
2019年3月12日(火)〜3月29日(金) 23時59分まで

【応募対象】
Twitterアカウントをお持ちの方で、日本在住の方。

【応募方法】
①『くらもち花伝』公式Twitter(@kuramochikaden)をフォローのうえ、
②下記URLの投稿をリツイートして応募完了です。
当選者の方へは、4月10日頃にDMにてご連絡いたします。
Twitter応募先URL 
※当選者は3名様となります

【ご注意事項】
◆ 応募者多数の場合は抽選により当選者を決定します。 発表は、当選者へのDM(ダイレクトメッセージ)をもって替えさせていただきます。
◆ ご応募はお一人様各1回限りとさせていただきます。2回目以降の応募は無効とさせていただきます。
◆ 応募条件に満たない場合には無効となります。
◆ 賞品の発送は日本国内に限らせていただきます。
◆ 当選の権利および賞品を譲渡・換金することはできません。
◆ 本キャンペーンは、(株)集英社インターナショナルが行っております。Twitterはこのキャンペーンの後援、支持、運営を一切行っておらず、一切関係がありません。また、本キャンペーンへの参加および賞品に、Twitterは一切関与しておりません。応募者はこのことに同意したものとみなされます。
◆ キャンペーンへの応募方法や注意点が本応募規約の一部に含まれています。キャンペーンへの申し込みをもって、この応募規約を承諾したものとみなされます。
◆ 当選者ならびにキャンペーンに関する問い合わせには一切応じかねます。
◆ 当選の通知をお送りした後、指定の期日までに必要な情報の入力が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
◆ お知らせいただいた個人情報につきましては、当選のご連絡、発送およびこれに関わる業務のために利用します。

パーゴルフの人気連載『教えて!100切り先生』が単行本になりました!

2019年3月6日

教えて!100切り先生_帯

『教えて! 100切り先生』



ヘボなアマチュアゴルファーの味方、木村和久さんの軽妙な文章と、人気ゴルフ漫画『風の大地』のかざま鋭二先生の楽しい漫画がタッグを組んだ連載から、珠玉の48コラムが1冊の本になりました!

アマチュアゴルファーにとっては、「100を切る」というのは、永遠のテーマです。

私事ではございますが、担当編集者の私はまさに、この本の読者ターゲットそのものです。ゴルフを始めたのは、50代になってから。始めてからすでに5年以上たつのに、スコアは今も110~120の間を行ったり来たり。「100切り」の壁は厚く、いまだに過去2回経験したのみです。

本書はまさに、そんな私のために刊行されたのか、と錯覚を起こすくらいドンピシャな本です。

本書で著者木村さんが一貫して主題としているのは、「汝自身を知れ」という格言そのものです。すなわち、自分の実力を知って、道具を知って、コースを知れば、「100切り」危うからず。読めば、もう「100切り達成」したような錯覚を起こします。

「すべて大きめに打つ」「乗る前提で考えるな」「2パット前提で考えるな」……など、私も、本書の内容を反芻しながら、プレーにいそしんでおります。気のせいか、「常に100切り」できるようになる日も近いと信じております。

本書刊行を記念して、木村和久さんとかざま鋭二先生は、沖縄のカヌチャリゾートで「100切り先生」を実践されました。その模様は、3月5日発売の「週刊パーゴルフ」に掲載されています。

また、7日(木)のウェブスポルティーバの連載コラム『木村和久の「お気楽ゴルフ」』にも関連記事が載ります。こちらもぜひ、ご覧ください。

お二人のコメント動画も以下のリンクからご覧いただけます。


担当TKD

くらもちふさこさん初の自伝的エッセイ『くらもち花伝』本日発売!

2019年2月26日

お待たせしました!
『くらもち花伝 メガネさんのひとりごと』本日発売です!

発売日


本書は、数々の名作が生まれるきっかけや思い、描き方など、40年を越えるキャリアの中で感じとった著者ならではのまんがの奥義、秘蔵エピソードがいっぱいです。

ファンならずとも読みたくなる、まさに「花伝」!


花伝というのは、ご存知、能の伝書。伝書のように、その道を志す人、その道を愛する人に読みつがれるものにしたい。そんな思いが込められています。


また、作品解説(あらすじ、こぼれ話等)もありますから、予習復習にも役立てていただけると思います。


ファンの方はもちろん、連続テレビ小説『半分、青い。』を観て、少女まんが家に興味を持たれた方にも、ぜひ読んでいただきたいです。


担当:ま